2011年 11月 23日
最近の新譜について、など。
最近聴いているのは、モコーベ Mokobe の新作、ジャラル Jalal el Hamdaoui の新作、グェレウォー(グエレワール?) Guelewar のリイシュー盤など。
Mokobe の "Africa Forever" は Youssou N'Dour や Salif Keita がゲスト参加した前作 "Mon Africa" ほどの豪華さはないものの、今作も楽しいフレンチ/アフリカン・ラップに仕上がっている。
Jalal は相変わらずの金太郎飴サウンドだけれど、アルバム後半にいくつかとても良いトラックがある。聴いていて久し振りにDJをしたくなった。Jalal のこのサウンドはフラメンコの亜流と捉えることが可能なのではないか? いや、全くの思いつきなのだが。
西アフリカ、ガンビアのンバラ・バンド Guelewar の "Hallelin N'Dakarou" はちょっと驚きの発掘ライブ音源のCD化だ。「彼らのLPは4枚」とライナーに書かれているが、これは昔作成したディスコグラフィーのデータと一致する。彼らに注目しLPを4枚とも持っている人はそう多くはないと思うので、このグループについてはそのうちに少し書いてみたいと思っている。それにしても今年はセネガンビアのリイシューの豊作年なんじゃないだろうか。
(この頃のプレンバラ〜ンバラは本当に好きだ。Tr.7 'Cilss' は Youssou N'Dour のある曲によく似ているように思う。もしかしたら Youssou はこれを参照したのかも知れない。)
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これら以外にも、"OPIKA PENDE AFRICA AT 78 RPM"、マダガスカル音楽の新譜、Peter Gabriel、Sheila Majid などについても書いてみようと思いつつも、今はその時間がない。
それと言うのも、突然カズオ・イシグロの小説の再読を始めたら、面白くて止まらなくなってしまったから。食事も軽めに済ますことが多くなり、毎日読書に没頭している。ネットに接するわずかの時間さえ勿体なくなってしまった。ネットからほぼ離脱した状態なので、ブログの更新はできず、ツイッターも(一時的に?)止めてしまっている。
今年の秋/冬はいくつかのテーマを持っている。全部で5つほどあるうち、カズオ・イシグロ再読はどうにか軌道に乗ってきた。それ以外のものは、ようやく端緒についたり、取っ掛かりを掴めないでいたり。
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ブログの読書メモは最近も備忘録的に軽く綴っていたが、アップはしないでいた。それは、このブログには音楽情報を求めてくる方が多いと思ったから。このまま非公開でもいいかと思ったが、自分の周辺にはカズオ・イシグロのファンが数名いるので、彼らとの会話のきっかけにはなるかと思いアップすることにした(約2週間分の走り書きをまとめてアップ)。後で自分が思い出すためのヒントのような記述ばかりだが、興味のある方は11月8日の分から順にどうぞ。
音楽について書くこともそろそろ再開したいのだけれど、それはカズオ・イシグロの再読を終えてからにするかもしれない。
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