2012年 01月 14日
Penang 2011/2012 - (3) : Dishes at Malihom
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ペナンは食のパラダイスらしい。マレーシア旅行が初めてなこともあって、美味しいものを食べられることには大いに期待していった。だが、山の中に佇むマリホムのような小さな宿の食事には正直全く期待していなかった。さして美味しくもない洋風の料理で我慢するしかないのだろうと。
しかしこの予想は完全に裏切られた。2日目(元旦)のランチが洋風だった(これも十分に美味!)のを除くと、「洋風がいいか、ローカルがいいか?」「タイ料理でもいい?」といった具合に毎度尋ねられる。もちろん自分はローカル&アジアンのみをオーダーし続けた。
朝食はカレーと混ぜご飯(バリで馴染みのナシブンコスのようなもので、刻み込まれたスパイスと野菜の代わりにチリ味の小魚?が入っていた)で、これがもうスパイシーで幸せな味。2日目の夜はタイ料理のフルコース。3日目の昼はとっても美味しいラクサ(これについては後述予定)。こんな調子なものだから、初日のチェックインが夜遅くになってディナーを逃してしまったことが悔やまれた。
そしてサプライズはこの後に控えていた。3日目の夜は「ビルマ(ミャンマー)料理でもいいですか?」と聞いてくる。答えはもちろん「YES !!」 人生初めてのビルマ料理を楽しませていただきました。中華料理に似ていると言っていいかな。
そしてそして4日目、最終日の朝食は「ビルマ料理を試してみる?」とのこと。当然また「YES〜!!」 モヒンガーという麺料理で、米粉麺に魚介類のエキスが詰まったスープ(本式ではナマズを長時間煮込んで作るそうで、カレーパウダーやコリアンダーで味付けした中に、バナナの茎の芯も刻んで入れられている)を注ぎ、様々な薬味を添えたもの。この朝は、ゆで卵、極小の赤タマネギ、パクチー、青ネギ、レモン、ガーリックオイル、チリ、魚醤(ニョクマム)が並んだ。
これが実に爽やかな味で、今回の旅でも一番印象に残った料理だった。最も美味しかった料理のひとつでもある。この3時間後に昼飯の予定を入れていた(これも後述予定)ので、腹一杯食べなかったこと、後で厨房で作り方を聞いたのに、しっかりメモせず写真も撮らなかったことを後悔。
どうしてこのような幸運な展開に至ったかというと、マリホムのスタッフの多くがビルマ人だったから。本当にラッキーだった!
モヒンガー、日本でもどこかで食べられるのかな? 早くもう一度食べたい!
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デザートの盛り付けの可愛らしさも楽しかったです。
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