2012年 01月 19日
Penang 2011/2012 - (8) : P. Ramlee (2)
ペナン滞在中に是非とも訪問しようと考えていたところがある。それはP・ラムリーの生誕地と彼に関するギャラリー。ガーニードライブのホテルからはかなり離れた場所にある(5km以上で、ジョージタウンの目印コムタから歩いても裕に30分以上かかる)のでタクシーに乗り、その名も Jalan P. Ramlee(ラムリー通り)で下車すると、そこが目的地。ラムリーの遺族がその生誕地に彼にまつわる品を展示するギャラリーを建てて、月曜日を除く毎日、無料で開放している。
ギャラリー自体はさほど規模の大きいものではないが、ラムリーの写真やユーモラスなイラスト、彼が演奏した楽器、映画出演時の衣装などがたくさん展示されていて、眺めているだけで楽しい。ただし土産コーナーは貧弱で、彼のCDすら売られていないのは残念だった(市内のショップでも彼のCDは思いのほか少なかった)。Tシャツやバッチなどは大量に残っていただけれど、どれもダメダメなデザインなのでパス。記念にラムリーのポートレート・カードだけ買ってきた。
先に取り上げたラムリーの研究書に収められたたくさんの写真、出演映画などの映像、そしてこのギャラリー内の写真を見ていて連想したのは、コンゴのフランコのことである。若い頃の痩せた体躯と精悍な眼差しにも、後年貫禄がついた頃の笑顔にも、誰もをひきつける魅力を感じる。フランコにしてもラムリーにしても、ムチャクチャにモテたんだろうなぁ〜。
♪
ラムリー・ギャラリーの割と近く場所で蚤の市 Lorong Kulit Flea Market が開かれている(8時〜14時)ことを知ったので、ついでに出かけてみた。ジャックフルーツを買ったりしながらレコードを見てまわったものの、マレー音楽盤はほぼゼロだった。まあ簡単に見つかる時代ではないのだろう。
♪
♪
♪