2012年 09月 03日
Sukiyaki Tokyo 2012 : Gnawa Diffusion

前回の渋谷クアトロのライブと同様、メンバーたちが客席後方からカルカベをカチャカチャガシャガシャ鳴らしてグナワを演奏しながら入場。これで一気に大盛り上がり。そしてリーダーのアマジーグ Amazigh がステージに登場。

昨年のソロ名義でのライブがビートを強調したものだったと記憶しているのに対して、今年の再結成したグナワ・ディフュージョンでのライブは、サウンド・フレームのストラクチャーを感じさせるサウンドといった印象。その分、幾分端正にも感じられた。在日アルジェリアンが少なかったこともあってか、昨年の方が熱かったかも。
マンドーラのモハメッド Mohamed(写真 左)はエル・グスト El Gusto のメンバーでもあると教えられ、終演後に少し話しをさせていただいた。(通訳してくれたスキヤキのニコラに感謝!)「今年の欧州ツアーは22人編成のビッグバンドで、指揮もするので大変」とのこと。この秋、フランスでの再会を約す。

途中2人の女性が飛び入りでダンス。男性陣は眼が釘付けに?
ラスト(アンコール前)の曲がとにかく良かった。('Saharaga' なのかな?)全くもってマジカルな心地よさ!
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スキヤキでも他のフェスでも、冷静に分析的、批評的にばかり聴くのは野暮なのではないだろうか。演奏する方は真剣勝負しているのだろうが、ただ素直に自然に音楽を楽しむのが一番。今年のスキヤキもビールやワインを片手に踊りながら、時にはフロアの後方やエントランスで知人たちと語り合いながらのひとときだった。
そういった意味では、東京に戻って最初のライブで多くの方々と話をできたことは有り難かった。何年か振り会った顔も多く、ざっと数えてみたら50人を超える方々と話していた。過労??で風邪気味、辛かったのだけれど、少しばかり無理して行った甲斐はあった。(3年振りに東京に戻ってアウェー感覚が抜けないところだったのでね…。)
久し振りにアマジーグとの語らいも楽しむ。仕事の都合でとうに前座(対バン)の GOMA が始まったころに渋谷WAVEビルに到着したのだが、その1階入口でアマジーグといきなりばったり遭遇。そろそろ出番なのに何やっているんだ?と思ったら、もうすぐ2人目のお子さんが生まれるそうで、家族のために土産を買ってきたとのこと。富山でのスキヤキのステージも楽しめたそうで、奥さんや子供のことを話すときは本当に幸せそうだった。(来日する度にアマジーグとは会っている、…今日で7回目かな?、ので、さすがに覚えていてくれたようだった。)
(このところ誰かと会う度に「またパーティーやりましょう」「忘年会やってよ」と声をかけられる。前向きに考えるべきなのかも知れないけれど、今はそこまでの元気がない。いくつかアイディアは持っているのだけれど、取りあえず年内は無理かなぁ。)
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