2013年 01月 13日
読書メモ:今年読む本(4)

今年読みたい「長い小説」に関するメモの続き。
何か小説を読むなら日本の名作を、とかねてから思っているのにも関わらず、今年もその候補に挙げているものには海外文学作品が多い。一体どうしてなのだろう?
今年メインに取り組もうと思っているのは、クロード シモン『農耕詩』、ロベルト・ボラーニョ『2666』の2冊。それぞれフランスとチリの作品だ。両者ともとにかく長い(『2666』は2段組で850ページ以上ある)。『農耕詩』は難解そうでもある。果たして年内に読み終えられるのものか全く自信はない。
けれども、もし読み終えられた時には、今年一番の達成感と感動のようなものが得られるのではないだろうか。そう考えたからではないが、ここで「読む意思」を明かして、自分にプレッシャーをかけておこう?
(昨年来、本はなるべく買わないようにしているのものの、高価な『2666』は昨年末に自分へのクリスマス・プレゼントとして買ってしまった。だけれど、多分年内の2冊読了は無理だろうなぁ)
それなのに、正月明けて最初に読み始めたのは、世界的なベストセラーとなったエンターテインメント小説、スティーグ・ラーソン『ミレニアム』。うーん。(この話、続く)
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