2013年 01月 23日
Memo : Situation in Mali / Summer Festivals
そのマリ、Fatoumata Diawara が呼びかけた 'Mali-ko' (Peace / La Paix) は各所でずいぶんと話題となっているようだ。昨年彼女のアルバムを試聴したときは、あまり好みじゃないと思ったので買わなかったが、今回の楽曲の良さに惹かれてオーダーしてみた(やっぱりイギリスが安い。Amazon.uk で 8.74ポンドだった。送料抑える目的もあって、ついでにアフリカものの近作もまとめてオーダー)。
Fatoumata Diawara と並んで活発に動いているのは Rokia Traore で、政情不安に陥っている自国を憂うメッセージを発し続けている(リンク貼り切れないほど)。自分の立ち位置を冷静に見つめている逞しさが伝わってくる。
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マリを再訪問することもアルジェリアに行くこともいよいよ叶わないのだろうか、などと考えながら、今年のフェス/ライブ情報について当たっている。一番気になる南仏オクシタン圏での動きながら、こちらの方は発表が相変らず遅い。
そんな中、昨日驚く発表があった。英 Glastonury Festival 2013(6/26 - 6/30)の出演アーティスト一組目が明かされたのだが、それが何と Rokia Traore !! 今年は彼女への注目度が高そうだ。新作もそれに見合っただけの完成度なのだと期待したい。いや、それより彼女のライブが観たいものだ!(彼女のライブ DVD は一番好きなアフリカものライブ盤のひとつ。)
・ Glastonury Festival 2013
もうひとつ気になっているフェスは 5/24 - 6/1 にモロッコの Rabat で開催される Festival Mawazine Rythmes du Monde(今年が12回目)。今年の出演アーティストはまだはっきりしないが、昨年は Fnaire や Mazagan がライブアクトしたようだ。そんなラインナップならばラバトまで行く価値がありそう。
・ Festival Mawazine Rythmes du Monde
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しかし、今年以降どれだけ海外に行くことができるのだろうか。経済のことはよく分からないが、安倍政権が復活してからはますます不安が募るばかりだ。素人考えでもアベノミクスなんて上手く行くとは思えない。物価と税金は上がるだろうが、所得は上がらず、失業者は減らない。そして円安の進行は止まらない。景気が回復するまでは過渡期であるとして自身に免罪符を与える危うい政策であるように見える。そうなったなら、自分に限って言えばだが、今以上に CD を買うのを我慢するだろう(もう YouTube に頼るしかない?)。反対に、旅行できるのは今のうちだし長生きしても仕方ないと腹をくくって、貯金を吐き出し今年中に行きたいところに行ってしまおうか、とも考えたくなる。
いろいろ思うが、マリやアルジェリアも大きな問題だけれど、これからの日本への不安もずっと大きい。
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