Rokia Traoré - Beautiful Africa

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 ロキア・トラオレ Rokia Traoré の新作 "Beautiful Africa" の発売日が4月9日と発表になり、そのジャケット写真とタイトル曲音源が公開されている。ジャケもサウンドもカッコいい!の一言。リリースまでの2ヶ月が待ち遠しい。

Nonesuch | Rokia Traore - Beautiful Africa

 新曲 'Beautiful Africa' を聴いて驚いたことは、彼女のパワフルな歌いっぷり。かつて自分自身、音楽誌『アンボス・ムンドス』第6号(2000年)に「自分のか細い声を生かす方法を模索するうちに、ユニークな弾き語り風のスタイルを生み出したのだろう」(P.134)なんて書いたが、今はそこから完全に脱皮している。アルバム全体、どんなサウンドで彩られているのだろう。

 その『アンボス・ムンドス』では「伝統楽器だけで十分」と語ったロキアの当時の発言も紹介した。しかしジャケ写では彼女の右にエレキギターが。実はアフリカ音楽のライブDVDの最高峰は "Rokia Traore - Live"(2006年)だと思い続けている。このステージには Keziah Jones がゲストとして登場するのだけれど、彼との共演などもロキアに何らかの影響を与えているのかな、なんて想像してしまう。こうして考え始めると、ロキアのライブが観たくなってしかたない。今年一番に観るべきはロキア・トラオレのライブか。彼女のツアースケジュールは要チェックだ。

 思い返すと、初来日を代官山のポレポレ(現在の国境の南)で観たこと、お台場でのインタビューを依頼されながらドタキャンされたこと、赤坂のライブは信じがたいアクシデントで見逃したことなどなどが頭に浮かんでくる。ロキアとはかつて一度も話したことがないのに気がついた。とにかく現在のロキアのライブが観たい。日本にまた来てくれないだろうか…。




 大寒波の北海道、そして福島から昨夜帰宅。そのままパッキングし直して、今日からヨーロッパに飛ぼうと計画したのだったが、さすがに無理だった。

 移動疲れを感じたので、今日は一日読書して静養。今読んでいる長編と大長編の数作、どれもが面白すぎる! 読書メモ綴る暇さえ惜しく毎日読みふけっています。





 ブログへのアクセスをチェックすると、「いとうせいこう」「想像ラジオ」が突出している。感想なしにただ読み終えたことを記録しておいただけだったのにね。






by desertjazz | 2013-02-07 23:00 | 音 - Africa

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