2013年 03月 21日
KaYamb & Kayamba

19日にお邪魔した El Sur では、"Silverstre Méndez y su Conjunto" (El Sur Records cdr-010)、Tété の新作 "Nu La-Bas"、それに Christine Salem のソロ2作目 "Salem Tradition" などをゲット。そのレユニオンの Christine Salem の新作の素晴らしさにビックリ。これは個人的には年間ベストレベルの作品だなぁ。
そのようなわけで、このところ Yaelle Trules の "Salon de T." と合わせてレユニオン音楽を繰り返して聴いている。昔からレユニオンの音楽には余り興味を持っていないつもりだったので、この状況ちょっと面白い。CD ラックを見るとそれなりに買い集めているので、じっくり聴き返してレビュー書こうかといった気にもなってきた。
Yalles や Salem を聴いて思うのはポリリズムの気持ち良さだ。特にカヤンブなどのパーカッション類が複雑に刻むリズムがいい。鋭角的なのだけど、ジャストタイミングでもない揺らぎがあって、しかも微妙に粘っこい。耳を預けていると心地よく酔ってきます。
7年前にマルセイユで見た Christine Salem のライブでも、彼女自身がプレイするカヤンバの様々なパターンがサウンドに濃い彩りを添えていたよなぁ(この時の写真は公開しただろうか? 後で探して再度アップしておこうかと思う)。
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カヤンブはシェイカーの一種。これと似た形状の楽器は、サカキマンゴーさんも毎度ライブで演奏しているので、記憶している方も多いはず。彼のサイトのページを拝見すると、東アフリカ一帯では「カヤンバ」と呼ばれているそうだ(写真はマンゴーさんのサイトから借用)。

このカヤンバ、私もひとつ所有している。これはウガンダのカンパラで土産に買ったもの。(サトウキビの花の茎?で囲われた箱の中に豆状のもの/木の実?を入れただけの)一見シンプルな楽器だけれど、これでもシャカシャカといい音がします。中には何が入っているんだったかな? これも後で調べよう。
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オマケ: この記事を書くためにネットを検索すると、カヤンバの iPhone 用アプリも見つかった。
・ KaYamb: レユニオン島の伝統楽器「カヤンブ」をアプリ化。無料。
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