2014年 03月 17日
Babel Med Music 2014 / Arash Khalatbari
本日、北欧(スウェーデン、デンマーク、フィンランド)から帰国。テレビも電話もない環境の中でのんびりしてきた。
(本当はネットも通じなければ最高だったのだけれど、時おり緊急の連絡も入るので、完全にシャットアウトするまではできない。少しは滞在記をブログにも書こうかと思ったけれど、旅先では楽しむこと、ゆっくりすることが最優先。Twitter からも完全に脱していた。Facebookに時々写真をアップした程度。後日時間が取れたらブログにも滞在記を書いておきたいです。でも、ブログが一番後回しになってしまうんだなぁ。)
北欧滞在中は音楽のことはほとんど忘れていた。北極圏での風の音が身体と心に響いてきて心地良かった。結局今回もレコードやCDは1枚も買わず。
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帰宅して郵便受けを開くとマルセイユからの小包が。中味は今年の Babel Med Music の資料で、オフィシャルブックレット(88ページもある!)とサンプラー 2CD。Babel は今年で10周年になる音楽見本市/音楽フェス(3/30-3/22 に開催)。その主催者が今年も関連資料一式を送ってきてくれたのだった。
そのサンプラー "Babel Med Music 2014" の30曲を聴き終えた。やっぱり目玉はコンゴの Jupiter & Okwess International。早くライブが観たい! アゼルバイジャンの Fergana Qasimov も変わらず素晴らしいに違いない。
マルセイユの男声5人ポリフォニー Lo Cor de la Plana とイタリアの女声4人の Assurd が合体した Ve Zou Via にも興味津々。Ruben Paz & Cheverefusion のアフロキューバン/サルサなんて生で聴いたら気持ちいいだろうな。ペルーの Dengue Dengue Dengue はバンド名だけでも気になる! やっぱり北欧からまっすぐマルセイユに飛びたかった(そんなに休めるはずないんだけれど…)。
一番好みだったのはイラン(テヘラン生まれ)の Arash Khalatbari。1984年にパリに居を移し、今はインド洋のレユニオンで活動中とのこと。トラディショナルな要素も交えたエレクトロニカな音はここ数年間個人的に好んで聴いている。彼を聴いて思い出すのは同じレユニオンの Zong(何度もプッシュしたけれど、日本では全く話題にしてもらえなかった)。かの島には、こうした面白いエレクトロニカな音を滋養する素地があるのだろうか?
彼のアルバムを探すと2枚出てきた。まずは最新作 "Isis Island (Arash Khalatbari Remix)" を iTunes で購入して聴いているところです(CD で手に入るのはファーストのみのよう。セカンドもレユニオンでは流通していると思うけれど)。
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