2014年 04月 16日
African Reissue 1 : Super Mama Djombo

ここ数年、Continental Records、Academy Lps、Kindred Spirits など主にアメリカのレーベルによって、西アフリカの70年代のアルバムのストレート・リイシューが盛んに行われている。例えば最近だと Zani Diabaté の Super Djata Band などもリイシューされて、熱心なアフロファンもいるものだと驚き半ばに感心しているところ。
それら全部にはとても手がまわらないし、聴く必要も感じていない。でも、Super Mama Djombo のセカンド "Festival" までもリイシューされたことに気がついて、ふと思い出した。確か彼らのレコードは1枚か2枚もっていたはずだなと。早速レコード棚を漁ると3枚出て来た。
Super Mama Djombo は70年代の終わり頃に活躍した、西アフリカはギニア-ビサウのトップバンド。久し振りに聴いてみると、マンディングポップにコンゴのルンバや当時西アフリカを席巻したアフロキューバンなどが合い混じった、何ともヴィンテージな懐かしいサウンドだった。Orchestre Baobab の往年のサウンドをちょっと緩めたような感じもして、ますますレトロ感たっぷり。
"Festival" がアルバム丸ごとリイシューされたのには、未発表トラックを6つも含むコンピレーション CD "Super Mama Djombo" (Cobiana COB-02, 2003) のリリースや、バンド再結成とライブ活動再開の影響もあったのだろうか? ウチにあった LP 3枚を聴いてもそれほど魅力は感じなかったのだけれど、セカンド収録のトラック "Sociedade de Malandros" は結構カッコいいアフロファンクだな。
ネット検索すると Super Mama Djombo のバイオ&ディスコが見つかった。
・ SELECT DISCOGRAPHY OF SUPER MAMA DJOMBO
1) NA CAMBANÇA (SMD 001) 1978
2) FESTIVAL (SMD002) 1978
3) SOL MAIOR PARA COMANDANTE (SMD 003) 1979
4) MANDJUANA (SMD004) 1979
5) A MEMORIA DE FAMARA MANE (SMD005) 1979
自分が持っているのは、ファースト、セカンド、サードの3枚だった(4枚目と5枚目はさすがに持っていないし、見たこともない)。3枚とも10数年前にダカールで見つけたものだったはず。よくこんなものまで買い取ってきたなと思うが、それだけこれらのレコードが雰囲気を放っていて(サードは何と見開きジャケット!)、自分のカンも働いたということなのだろう。
(続く)
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