SUKIYAKI MEETS THE WORLD 2014

 6月に入りW杯が開幕直前だけれど、今月1日にスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドのチケットが発売開始となったのに続き、明日7日からはスキヤキ・トーキョーのチケット販売も始まる。今年もスキヤキの季節がいよいよ近づいてきた。

SUKIYAKI MEETS THE WORLD 2014 (8/22 - 8/24)
SUKIYAKI TOKYO 2014 (8/26 - 8/28)

 今年のスキヤキ、例年以上に日本勢が充実している印象を受ける。でも個人的に興味があるのはやっぱりアフリカ組たち。中でも一番はコンゴのジュピテル(ジュピター)Jupiter & Okwess International! 昨年彼らがリリースしたアルバム "Hotel Univers" は、コンゴのリズムにアフロビートやカメルーンのマコッサをミックスしたような音楽スタイルが見事で、ストリートライフから生まれ出た逞しさが伝わってきて、そしてスタイリッシュでダンサブルなサウンドに圧倒される快作だった。そんなライブを日本で生で観られることになるなんてかなりのサプライズ。今でもちょっと信じられない。

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 3月スウェーデン旅行中にジュピテルとニアミスして、ライブを見逃したのは残念だった。でも彼らが来日することは年明けの時点で伝え聞いていたので、これはどうにか我慢できたんだったな。

Spiral Rhythm | Jupiter!

 この時、終演後にジュピテルが「今年の夏に日本に行くのを楽しみにしている」と語っていたそう。遥々やってくる彼らにとっても、迎える私たちにとっても、とても楽しみな初来日となりそうだ。

 もうひとり、南アからやってくるボンゲジウエ・マバンドラ Bongeziwe Mabandla の "Wandezanina" って曲がなかなかいい(収録アルバムは近日国内盤が出るそう)。彼を中心に、モザンビークから再来日するマチュメ・ザンゴ、今やスキヤキの顔となったサカキマンゴー、昨年に続く出演の廣瀬拓音らが加わったユニット、ボンゲジウエ&スキヤキ・フレンズも楽しみ。サカキマンゴーが参加する特別ユニットは毎回とても魅力的なサウンドを披露してくれるので、これも今年の目玉になるに違いない。

 ネット検索して、ボンゲジウエ・マバンドラの最新ライブ映像らしきものを見つけた。この中でボンゲジウエは「初の世界ツアーで、日本のフェスにも出るんだ」ってことを強調している。彼も日本に行くことを楽しみにしているみたいだ。

Bongeziwe Mabandla performs "Wandezanina" live on Express


 富山県南砺市福野で毎年夏に開催されるスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドには過去4年間に3回お邪魔した。このフェスは音楽面が充実しているのはもちろんだけれど、広い空を眺めながらビールを手にして音楽に身体を揺らしたり、浴衣を着た子供たちが夢中になって踊っているのを眺めたり、福野にお住まいのおじさんおばさんたちと雑談しながらライブを聴いたり、たまたますれ違ったアーティストたちと立ち話したり、住民主体の催しや無料ライブも組み込まれていたりと、市民参加型/市民密着型イベントとして成長し続けている点も大きな魅力だと思う。そうしたことが地元以外の人たちにまで伝わり、それがスキヤキ・トーキョーという果実を生み出し、さらには本家スキヤキにも行きたい/行こうという人たちが増え続けていることは、本当に素晴らしいと思う。

 スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドとスキヤキ・トーキョーは、昨年も皆勤賞を達成!今年も全部行けるだろうか? ジュピテルのインタビューも頼まれていることもあって、スキヤキには友人たちと行くことを相談中。でも今のところ行けるかどうかは五分五分といったところ。都合つけて行けるといいなぁー!






by desertjazz | 2014-06-06 22:00 | Sound - Festivals

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