2014年 06月 09日
30 Years of Massilia Sound System
マルセイユのマッシリア・サウンド・システムは今年結成30周年。それに合わせたフランス・ツアーが計画され、記念アルバムの制作も決まったとか。それで思い出して、ここ最近、彼らのアルバムをファーストから聴き返している。
CD を並べてみて初めて気がついたのだけれど、彼らのアルバムって意外と少ない!? マルセイユのトップ・バンドとしてのキャリアが長いので、もっと多作というイメージだった。
ディスコグラフィーを整理すると次の通り。
1) "Rude et souple" (demo cassette) *
2) "Vive le PIIM" (demo cassette) *
3) "Parla Patois" (1991)
4) "Chourma !" (1993)
5) "Commando Fada" (1995)
6) "On Met Le Oai Partout" (1996) **
7) "Aiollywood" (1997)
8) "Marseille London Experience" (1999)
9) "3968 CR13" (2000)
10) "Occitanista" (2002)
11) "Massilia Fait Tourner" (2004) **
12) "Oai e Libertat" (2007)
13) "Live e Libertat" (2011) **
初期の2枚はデモ盤(*)で、正規アルバムとしてカウントするようなものではないだろう。これらはカセットなのでは絶対手に入らないだろうとも思う。タトゥー本人たちは持っているのかな? まあ音源の一部がベスト盤などでリイシューされる可能性もなくはないが、無理して聴きたいとまでは思わない。
他にライブ盤が3タイトル(**)。ということは純然たるスタジオ盤は8タイトルしかない。やっぱり少ないな。こうして振り返って聴いてみると、"Occitanista" は傑作だったと改めて思う。
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他にマッシリアが参加しているアルバムがいくつか。手元を漁った限りでは次の2枚が出てきた。他にもありそうなのだが、思い出せない。
・ V.A. "Amour Foot" (1998)
・ V.A. "Victor Gelu" (2003)
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それに比べると、タトゥーたちの Moussu T e Lei Jovents が10年ちょっとですでに7枚というのは結構なハイペース。と思ったら、7月1日にまたまた新作をリリースすると発表。1930〜40年代のマルセイユのオペレッタに焦点を当てた内容で、タイトルもずばり "Operette" になるそうだ。
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