2014年 08月 04日
CONGO 1996 (Part 2)
以下、旅日記から。
「4月14日(日) Kinshasa 1日目 曇→晴れ
免税品の酒を5本買った後、1時30分過ぎに就寝。4時間ほどでスチュワーデスに起こされる。ベルギー時刻だと6時だが、ザイールだと5時である。朝食。外はまだ暗い。
5時40分頃から朝の光が見え出す。写真を数カット。」
昔は旅日記を詳細に綴っていた。どうでもいいことから、詩的なことまで。数年振りにページを捲ると、ついつい読みふけってしまう。(それにしても、どうして酒を5本も買ったんだ? 全く記憶がない。)
サベナの機中で覚えていることは、窓側の席から着陸まで東方向を眺めていたことだけだ。
機体が高度を下げる中、突然視界に大きな水溜まりが飛び込んできた。コンゴ河(ザイール河)だろうか? それともコンゴ河の支流だろうか?
コンゴ河はその下流部、大西洋に向かって流れが急激に速まる少し手前で、大蛇が獲物を呑み込んだ時のように大きく膨らんでいる。ここがマレボ湖(スタンリープール)と呼ばれるポイントで、そこを挟んで、南のキンシャサ(コンゴ民主共和国)と北のブラザヴィル(コンゴ共和国)とが向かい合っている。
私が眼下に捉えたのはコンゴ河のマレポプールだったのだろうか? それとも別の川だったのだろうか? 未だに答えを得られないでいる。
6時10分、キンシャサ空港に到着。とうとうザイールまで来てしまった!
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