2015年 01月 19日
鈴木裕之『恋する文化人類学者』への追記(1)シディドゥ一族
昨日紹介した鈴木裕之『恋する文化人類学者 結婚を通して異文化を理解する』に関する追記。
鈴木氏のお嫁さん、ニャマ・カンテの曾祖父シディ・ジャバテ(ンベンバ・シディ)はギニアを代表するグリオだったそうで、彼ら一族の住む土地が「シディドゥ」(マンデ語で「シディの土地」を意味する)と呼ばれるほどだったらしい。そして、そのシディ・ジャバテの息子3兄弟も素晴らしいバラフォン奏者だったと書かれている。本の86ページには、長男シディ・ママディ、次男シディ・カラモ、三男シディ・ムサのシディドゥ3兄弟が並ぶ写真も掲載されている。
この写真、どこかで見たなと思っていたのだけれど、自宅のレコード棚を何となく漁っていたら偶然出て来た。1972年に仏 Vogue からリリースされたレコード "Musique D'Afrique Occidentale" のジャケットに使われた写真だった。
・"Musique D'Afrique Occidentale (Music From West Africa) " (Disques Vogue LDM 30.116, 1972)
惚れ惚れするくらいいい写真だし、内容もなかなかいいな。などと思いつつ、久し振りに聴いている。
ジャケットはしばらく部屋に飾って楽しもう!
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