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BPM : Bali 2019

「Discover Japan」「アジアが足りない」「毎月旅行」をテーマに、日本各地と世界を飛び回った 2019年。

(それに費やした費用を計算してみたら、CD 500枚分以上。モノより体験と思っているので、それだけの自分への投資はできたと感じている。)


 そして、

 この冬のテーマは BPM。

 バリ - パリ - マリ

 Bali - Paris - Mali


 まずは今月、インドネシアのバリ島を3年10ヶ月ぶりに訪問(気がつけばバリは14回目)。一番の目的は、ドイツ人画家ヴァルター・シュピース Walter Spies の足跡を改めて辿ること。

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 以下、12/15 の Facebook から転記。

 1920年代にジャワ、そしてバリにやってきた彼は、バリ絵画に革新をもたらし、数多くのガムランを復興し、現在のケチャの原型を作り上げた。ウブドに構えた彼の住まいには、著名人や研究者ばかりではなく、多くの観光客さえ訪ねてきたという。こうした様々の理由により、シュピースはバリの文化とツーリズムの大立役者と言えるだろう。しかしそうした訪問者の多さにうんざりした彼は、ウブドから東へ、今なら車で1時間強の距離のイサ Iseh で絶景に出会い、ここに新たなアトリエを持つ。ドイツに暮らす母への便りに興奮気味に綴ったように、ここの景色に刺激を受けた彼は生涯を代表する傑作群を生み出すことになる。今滞在している Villa Iseh はそのアトリエを改築したもの。この夏、ここに宿泊できることを偶然知り、シュピースの残り香を何か探してみたくなって、またバリに戻ってきてしまった。シュピースが住んでいた1930年代後半のイサの人口はおよそ250。それから80年経った現在、彼のことを記憶している人はもういないだろう。周辺の様子もすっかり変わったはずだ。それでも、眼前に聳えるアグンの巨大な山容、陶然とさせられる美しい眺望、虫たちが奏でる濃密な音空間は、正にシュピースが体験・体感したものと違わないことだろう。その証拠に、ここから写真を撮影すると、まるでシュピースの絵画のような幻想的なものになるのだから。


 元旦挟んで次はパリへ。バリ取材記はパリから戻った後にじっくり書こうと思う。








by desertjazz | 2019-12-31 20:00 | 旅 - Abroad