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アフリカの記憶 004

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 Botswana / Kalahari 1993

 ハボローネから走ること3日、集落に辿り着く。
 待っていたのは猛烈な匂い。
 汗と脂が溶け合ったような慣れない匂い。
 砂漠の灼熱の中で生きるブッシュマンたちの体臭。

 しかし、数日そこで過ごす間に匂いが消えた。
 全く何も匂いを感じない。
 色覚の次に失ったのは嗅覚だった。
 自分の体臭も彼らと同化したのだろう。


*朝コップ一杯の水で顔を洗い歯を磨く日々。日中の気温が40度を超える暑さで(なのに朝は氷点下にもなる)、1日水を4リットルは飲む。その分、持ってきた水は節制に努めた。3週間の滞在中、水浴びしたのはわずかに2回。頭も体も洗わなかったため、ブッシュマンたちと同じような匂いになったのだろうか。(スタッフ5人+αで、使用した水の総量は 2000リットル。毎日一人最低5リットル必要だった。人は水なしでは生きていけない。)

*写真は色々お世話になったブッシュマンたちのうちの3人。カラハリでは個性豊かな多くの人々と出会った。その一人一人についても、なるべく書き残しておきたい。それにしても、おしゃれな3人だ。







by desertjazz | 2020-05-17 00:00 | 旅 - Abroad