アフリカの記憶 009

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 Zimbabwe / Harare - Bulawayo 1995

 ボツワナのカラハリ砂漠でキャンプ生活した1年半後、再びアフリカ南部へ。最初の目的地はジンバブウェ。独立15周年の記念日 4月18日に何か大きいイベントがあるだろうと考えて旅程を組もうとしたのだが、うまく行かず。首都ハラレに到着したのは、その記念日より10日ほど後だった。

 空港から市内の宿までタクシーで直行。ドライバーは、この国を走っている車の90パーセントは日本車だと話す。その背後からサイレンを鳴らす一団が近づいてきて、全ての車が一斉に道を空けた。その途端、暴走軍団が脇を通り抜けていった。「何だ?」と尋ねると「大統領だ」 ムガベ大統領御一行がどこかから帰国したようだ。

 安宿にチェックイン。すると Thomas Mapfumo のコンサートのチラシが貼ってあるではないか。日付を確認すると、なんと今夜だ。かなり迷ったが、土地に対する感覚がまだない。着いた初日なので無理はしないことにする。2年前のメキシコシティー、入国した日の夕方に出歩いて凶器?を持った2人組に襲われた記憶がまだ鮮明だったので(その時負った顔の傷は今でも残っている)。

 ヴィクトリア・フォールズ、ワンゲ国立公園、ボツワナのチョベ国立公園などを巡った後、ジンバブウェ第2の都市(ンデベレ人の中心)ブラワヨへ。ここでも Thomas Mapfumo のコンサートのチラシを見つける。だが、こちらも日程が合わず。

 結局今に至るまで、Thomas Mapfumo のライブを体験したことがない。彼の地元でのステージを見られるチャンスなど滅多にない。やはりハラレ初日のライブへ行っておくべきだったのだろうか?








by desertjazz | 2020-05-22 00:00 | 旅 - Abroad

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