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アフリカの記憶 020

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 South Africa / Johannesburg - Soweto 1995

 ソウェトの各所を廻ってから、ドライバーが最後に連れて来てくれたのは、ある慰霊碑が立つ場所だった。そこには Hector Peterson と書かれているものの、誰なのか思い浮かばない。しかし、彼が是非にと案内してくれたこと、そして 1976年6月16日という没年だけで、ソウェト蜂起の犠牲者であることは容易に推測できた。

(Hector Peterson または Hector Pieterson は、多数の死者を出した「ソウェト蜂起」の2番目の犠牲者。わずか13歳で警察に撃ち殺されたこと、銃弾に倒れ抱えられた写真が世界中に報道されたことから、ソウェト蜂起の象徴となっている。)

 ヘクター・ピーターソン Hector Peterson をネット検索すると、この写真と同じ記念碑が見つかる。しかし、どうも様子が異なる。現在この石碑は、2002年6月16日に開館したヘクター・ピーターソン博物館 Hector Peterson Museum という立派な施設の前に飾られ、悲劇の歴史を後世に伝えているのだった。


*よく見ると、記念碑のプレートには、かの有名な写真を模したイラストが彫られている。

*ミネアポリスでのジョージ・フロイド氏の死(警察による殺人)をきっかけに、今アメリカが燃えている。いや、アメリカという国が壊れかけている。1968年にマーチン・ルーサー・キング・ジュニア氏が暗殺されて以来の危機なのではないだろうか。いつまでこうした黒人蔑視と民族対立を続けるのだろう。そんなことも思った。







by desertjazz | 2020-06-02 00:00 | 旅 - Abroad