アフリカの記憶 013

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 Zimbabwe / Hwange - Botswana / Chobe 1995

  ワンゲのロッジで眠る深夜、突然地震のような揺れ。
  外で物音がするので、窓を開け、暗がりに目を凝らす。
  すぐ手の届くところで何か大きなものが揺れている。
  ロッジの柱にされた木の幹に、巨象が身体を擦り付けていた。
 
  2年前の記憶が蘇る。
  1993年、ボツワナ共和国のオカバンゴ。
  ロッジの外のテーブルを囲んで食事している時、
  すぐ横を巨大な象が悠然と歩き過ぎて行った。

  ワンゲからヴィクトリア・フォールズに戻り、国境を越えてチョベへ。
  ザンベジ川のクルーズ船に乗り、水浴するカバを眺める。
  クルーズのハイライトは水飲み場に集まる象の大群。
  一体どれだけの数が集まっているのだろう。
 

*ワンゲ国立公園もオカバンゴも、自然を楽しみ野生動物を観察するには最高の環境だった。南アやケニア、タンザニアのことを知らないから、そう思うのかも知れない。だが、少人数で歩いて野生動物を見て廻れるだけでもお勧め。ロッジまでの送迎、豪華な3食(酒は飲み放題)、1日2回のツアー込みで、1泊300ドル以下だったか?(当時は1ドル=約80円だったこともあり)内容を考えると、決して高くはない。







by desertjazz | 2020-05-26 00:00 | 旅 - Abroad

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