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アフリカの記憶 082



 Senegal / Dakar 1999

 5/11 (Tue) 旅はまだ続く。なので、この大量のレコードをどうすればいいのか。ホテルのフロントに相談すると、専門の運送会社を紹介されるだけで、これではどうしようもない。ホテルの近くに DHL を見つけたので、歩いてすぐの近距離ながらタクシーにレコードを乗せて行ってみる。相談して勧められたのは JUMBO BOX。定額 CFA 227000(約5万円)で 25kg まで送れるとのこと。大量の荷物を抱えて旅を続けることなど無理ので、痛い出費だが、ここから発送することを即決。

 ところが、かなり身軽になってひと安心・・・とはならなかった。

 今日も次々、中古レコードの山々と出会うことに。メモによると、一人目から LP 16枚、7インチ 3枚、二人目から LP 77枚、7インチ 28枚、3人目からは LP 12枚、7インチ 34枚買っている。結局ホテルに戻ってからも、また深夜までレコードの整理とパッキング作業。


5/12 (Wed) 再び DHL へ。30kg 以上あったが、安くなるよう 28kg と見積もってくれた。代金は CFA 277000。受付の女性はとても感じがよく、電卓付きのファイルやボールペンなどの DHL アイテムのプレゼントも。

 セネガル滞在の最後は、日が沈むまで蚊に刺されながら(マラリアを心配しつつ)、埃まみれになってレコードをめくり続けた。それがダカールで最も鮮烈な記憶かも知れない。足を運ぶ度に見たことのないレコードがどっさり。とにかくレコードが大量にありすぎて、とてもじゃないが目を通し切れないのだ。土地的にカーボ・ヴェルデのレコードもたくさんあったが、時間がなくて全てパス。

 思いがけず「宝庫」を発掘したダカールの旅。セネガルでレコードを漁るには、おそらくギリギリ最後のタイミングだったのではないだろうか。3日間で約400枚、トータル 70kgくらい集めたが、持ち金が足りなくて(銀行で両替するのには時間がかかるし、CD機で1日に引き出せる上限額も低すぎ)、見送ったレコードも多数。

 短いダカール滞在だったが、多くの協力者や売り手たちに助けられた。特に出会えて幸運だったのは、Ibou Ba、Alain Sow、Mor Sylla、Serigne M'baye Dieng の各氏。時間ないのに、彼らにもインタビューして面白い話を引き出しているだった(日誌を読み返すとすっかり忘れてしまっていることばかりで、とても興味深い内容も含まれていている)。






by desertjazz | 2020-08-03 00:00 | 旅 - Abroad