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アフリカの記憶 100

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 Senegal / Dakar - Île de Gorée 2002

 1990/2000年代に(正確には 1993〜2002年の10年間に)アフリカ各地で撮影した写真のネガを、専用のフィルムスキャナーでスキャンし続けている。これまでに約1600カット、作業を終えた。そしてそれらの中から1日1枚選び、パソコンで修正・補正したものを、「アフリカの記憶」と題して毎晩0時に公開してきた。その第1回目、プロローグ的な「アフリカの記憶 000」に次ぐ「001」で、特段理由もなく思いつきで選んだのは、ゴレ島の「奴隷の家」の "Door of No Return" と呼ばれる「扉」から撮影した1枚だった。

 しかし、最初のこの写真は、1999年の西アフリカ旅行の時のものなのか、それとも翌年2000年の2度目のセネガル滞在時に撮影したものなのか、分からなかった。つまりは、ゴレに行ったのはどちらの時だったのか思い出せなかったのだ。ところが、日誌を読み返しつつスキャンした写真を整理して、ゴレ島にはその両方の旅で訪れていたということに気がついた。まさかわざわざゴレに2回も行っていたとは、自分でも意外。しかも2度目の旅は 2000年ではなく、2002年だったことも判明した。

 その2度目の旅で、ユッスー・ンドゥールのライブを複数回観たことは覚えているのだが、それが2回だったか3回だったか記憶が定かでなかった。クラブ・チョサンという同じ会場でヴィヴィアンも観たことも影響しているのかも知れない。ところが日誌を確認して、正直驚いた。2002年にはわずか10日間でユッスーを4回も観ていたのだ! ヴィヴィアンも含めれば、チョサンには実に5回も行っている。

 ところで、その「扉」の写真、「アフリカの記憶 001」の 1999年のものと、この「100」の 2002年のものを比べると、構図はほとんど一緒だ。それだけショックなりインパクトなりを受けた光景だったのだろう。それなのに、そこに立った時のことはすっかり忘れてしまっている。



「記憶」とは実に曖昧なものだと、改めて思う。






by desertjazz | 2020-08-21 00:00 | 旅 - Abroad