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アフリカの記憶 119

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 Kalahari #19 : Botswana / CKGR-Gyom 1993

 カラハリ砂漠の親指ピアノの名手たち。2人目はダウンゴさん。

 カンタとは対照的に寡黙なダウンゴの奏でる親指ピアノは、いくつかのフレーズを延々リフレインする、ちょっと呪術的な雰囲気のある演奏だった。カンタらと違って、歌ったり口笛を吹くこともない。

 「チンピ(金属キー)が良くない」とずっと言いながら爪引き、結局一度も完奏することはなかった。きっと真面目な性格なのだろう。

 ダウンゴがデングを頭の上で支えて演奏するこの写真を見ると、サカキマンゴーさんが拙宅のパーティーに来てくれた時のことを思い出す。マンゴーさんはザウォーセのリンバを、集まった一人一人の頭の上で弾いて聴かせてくれた。それは最高にトランシーな癒しだった。ダウンゴも同様な陶酔感に浸っていたのだろうか?


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(マンゴーさんたちと飲んだその夜、記録魔?の私は、写真を撮るだけでなく、レコーダーもずっと動かしていた。板垣真理子さんをリンバで癒すなかなか良い写真とその録音はまだ持っている。他にも、エル・スール・レコーズや国境の南でのパーティーの写真などが、最近写真を整理する過程で次々と出てきた。それらを「どんどん公開したら」とも言われており、懐かしい写真などは披露したいのだが、誰にでもプライバシーはあるはずなので、どうすべきかずっと躊躇していて、まだ公開するには至っていない。)







by desertjazz | 2020-09-15 00:00 | 旅 - Abroad