2020年 09月 21日
アフリカの記憶 125

Kalahari #25 : Botswana / CKGR-Gyom 1993
ハンター1
カラハリ砂漠を3人組で馬を使って狩猟をしていたうちの一人。ブッシュマンとは言っても、大柄で結構たくましい身体をしている。小柄でシワが多く腰布だけを身につけたブッシュマンなど、遠い遠い昔の姿(もしいたとすれば、それは観光客向けの見せ物だ)。長年にわたってバントゥ系の人々との混血が進んだ結果、多様な顔や体型のブッシュマンたちが生まれて来たのだろう。
それは至極当然の話だ。L・ヴァン・デル・ポストが、1955年に純血なブッシュマンを探し求めて何ヶ月もカラハリ砂漠を探検した時点で、そのような存在はほとんど幻だったのだから。(L・ヴァン・デル・ポストの『カラハリの失われた世界』は大好きな本で、繰り返し読んだ。この本を初めて読んだ時には、自分がブッシュマンたちとカラハリで過ごす日が来ようとは、夢にも思わなかった。)
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