アフリカの記憶 206

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 Nigeria / Niger Delta 2005

 ニジェール・デルタを離れる時が来た。一体何度、高速ボートで疾走してここまでやって来たことか。ボートから視線を巡らすと、遠くにまたひとつ集落が見える。そして、そこの人々とその生活を想像する。

 日本から遠く離れた最果ての地を訪れることは、旅の醍醐味のひとつである。滞在が長くなるにつれ、否応なく飽きが来て、気分も荒みがちになり、感動や好奇心も薄まる。だが、いざ別れるとなると、不思議なことに改めて愛着が湧いてくる。このような何気ない眺めも名残惜しい。だが、こうした風景を目にすることは、さすがに生涯もう2度とないだろう。

 さようなら、ニジェールのデルタ。さようなら、ナイジェリア。


(このあとポートハーコートに戻り、5月9日にまたまたアブジャへ。アブジャは何度目だ? 翌日10日、アブジャを出発、入国時と同様にレゴスからの出国を回避するため、ポートハーコート空港経由で、フランクフルトへ。長かった7回目のアフリカの旅がようやく終わった。そう思ったら、、、このアフリカの旅はまだ終わっていなかった。)






by desertjazz | 2020-12-14 00:00 | 旅 - Abroad
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