2020年の終わりに

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 一年の終わりに何を聴こうかと瞬時考えて、選んだのは大好きな2つのアルバム。今まで針を落としていなかったリマスター盤を何となく引っ張り出してきて、久しぶりに通して聴いた。

 今年は、新しい作品よりも昔から好きだった音楽を聴くことが多くなった。コロナで気が沈んでいたのは確かだが、自分に残された時間を考えると、新しい音を追い求めるよりも、本当に好きな音楽を聴いている方が気が楽だった。なぜかコロナで忙しく、時間的余裕がなかったので尚更だ。

 スプリングスティーンのこれら2枚は、決してレコーディングが上手く行ったとは言えない「眠い音」なので、今の音も聴きたくはなるのだけれど。(正直、このリマスターは音が改善されているとは感じなかった。)


 スプリングスティーンについて言えば、昨年までの3年間、オークランド、シドニー、ニューヨークと、追い立てられるように彼のライブに足を運んだ。他にも新たな刺激を求めて、アルメニア、ジョージア、トルコ、ラオスなどを旅した。好きなミュージシャンは観られる時に観ておこう、行きたい所には自分の体が動くうちに行っておこうと、自分に言い聞かせての旅になったのだが。

 それがコロナのために、全く別の形で本当になってしまった。なので、繰り返し海外まで行ってスプリングスティーンを見てきてよかったし、無理してでも海外を往復して本当によかったとも思う。


 人類がコロナとの闘いに勝てるのかどうか、自分には全く分からない。未来について、何も予測できない。そして、どうしても聴きたい音楽も、どうしても行きたい場所も、これまでの経験した以上にはほとんどない。

 でも、またライブを楽しみたい、海外でゆったり寛ぎたい。漠然とそんなことを思う 2020年最後の夜。

 たっぷり飲みながら、そんなことを考えている。






by desertjazz | 2020-12-31 23:00
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