昨夜 El Sur Records で、Fuji の若手 Alh. Tiri Leather を聴いて卒倒しそうになった。童顔少年の笑顔からは想像もつかない、ドスたっぷりのザラついたダミ声に即ノックアウト。
そして今日はその Alh. Tiri Leather の3タイトル "Malabo Like Europe"、"Wise Up"、"Tasty" を一気聴き。後者2枚はサックスなどが入って幾分ポップなサウンドも聞かせるが、断然魅力を感じたのは一番チープな作りの "Malabo Like Europe" だった。演奏楽器はドラムキットとトーキングドラム?と単調なビートを刻むパーカッションのみ(何故か終盤、突然エレピが加わる)。歌に絡むコーラスも2人だけなのだが、彼のワイルドな声が最大の魅力なので、もうそれで十分。惜しむらくは録音がレベルオーバーで、音のピークがクリップして耳に痛いノイズが出続けること。
この Alh. Tiri Leather なる歌い手の経歴を調べ始めたのだが、今のところ手がかりなし。ネット検索するとライブ動画がたくさんアップされているので、地元では人気者なのかもしれない。
何れにしてもナイジェリアの若手としては、2005年にレゴスで CD を見つけてやっと聴けた Musiliu Haruna Ishola 以来の衝撃かも?
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