2022年 12月 12日
B&W 805D4/PB 導入記(3)
12/11(日)オーディオボードが着荷。KRIPTON の AB500B を買ってみた。5.5kgあるこのボードで振動を抑え、低音の質を高めたい。少しの時間試聴した感じでは、早くも効果が感じられる(だが、巨大地震が来たら一発で倒れそうに見えるなぁ)。
さて次は、このスピーカーをより活かせるアンプへのグレードアップか(805D4 を L-570uX MarkII で鳴らすと、これでは力不足なように感じる)、それともアナログプレイヤーの購入か。試してみたいアンプはドイツの Octave、プレイヤーは共にイギリスの LINN LP12 と VERTERE だ。
アフリカやアジアの路上で買い集めたボロボロのレコードを聴くのに、高級オーディオなど必要ないのだけれど。それどころか、標準的録音のレコードを聴くためにさえ、これほどのものは必要ないのかもしれない。かえって、録音が良いと思っていた作品に欠点や不足を見出したりもする。
一方でオーディオをグレードアップすることにより、これまで気がつかなかった音が聴こえてきたり、空気感がガラッと変わったりして、とても興味深い。そのため今は良い音を楽しみたくなり、ついつい録音の優れた作品を優先して聴くようになってしまっている。
(たくさん聴く時間が取れないので、まずは女性ヴォーカル、ジャズピアノ、準クラシック的なものを中心に聴いている。ナイジェリアやコンゴのポピュラー音楽も試してみたいとは思うのだが、まだまだ後回しだ。)
昨年以来、Luxman のアンプと CDプレイヤー、Quadraspaire のラックを購入したのに続いて、今回 B&W のスピーカーを導入。振り返ってみると、新型コロナが世界的流行となり、海外には行けなくなった。その状況下、ここ2年ほどは、海外取材のための時間と金を費やして、自宅のオーディオ環境を改善することとなっている。
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