昨年来、これまで聴き漏らしてきた作品をチェックして買い集めている。雑誌は読まずネットの情報を丹念に追ったりもしないので、結構知らなかったものがある。
最近気がついたのは "Bobo Yéyé: Belle Epoque in Upper Volta" という西アフリカの国オートボルタ(現在のブルキナファソ)の1970年代のコンピレーション。Volta Jazz や Coulibaly Tidiane & Dafra Star などのほとんど知らなかった曲を収録した3CDと3LP。
・https://boboyeye.bandcamp.com/album/bobo-y-y-belle-epoque-in-upper-volta
CD版の方が曲数が多いようだけれど、豪華なブックレットを手にしたくなりLP版を探した(曲数が多いと聴くのは大変だし)。しかし発売されたのが2016年なので、どこも完売。当然だろうと思いつつも、手に入らないとなると是が非でも欲しくなる性分。海外の通販店には在庫があったけれど高い。これは無理かと諦めかけたら、国内で新品が1セット見つかった! しかも適正価格(いや結構安い?)。
さて、届いた箱はずっしり重くて、測ってみると2.8kgもあった。収録された曲にさほど特別さは感じなかったけれど、民族楽器を大胆に用いたもの、コーラス・アレンジの鮮やかなもの、ルンバロックなど様々な影響を感じられるものなど、サウンドの多様さを楽しめた。
何より装丁もブックレットも素晴らしくて、これは持っているだけで嬉しくなる。そのブックレットには Sory Sanlé が撮影した写真をたっぷり掲載。写真館のセットや被写体のポージングなどは Malick Sidibé の写真や Francis Falceto の Ethiopiques の写真集などを連想させる。写真の出来自体は Malick Sidibé の方がずっと上だけと思うけれど、とにかく1枚1枚が楽しくて、ブルキナの時代の雰囲気が伝わってくるようだ。これは良い買い物だった。
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