Reissues from South Africa

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 ここ数年、南アフリカ音楽のリイシュー、中でもジャズのアナログ盤がとても充実している(そうした作品を一度整理して買い漏らしのチェックなどをしたいのだが、なかなか時間を確保できない)。そのため今年も南アのリイシューをずいぶん買った。先週末にも5枚購入。まだじっくり聴けていないのだけれど、ひとまず軽くメモ。



Irene Mawela “The Best of the SABC Years: 22 Rare Recordings from the South African Broadcasting Corporation Archives, 1982-1988” (Umsakazo, 2021)

 女性が横たわるこのジャケットのアルバム、南アのシンガーということで気になりながらも、デザインがイマイチこともあり買わずにいた。けれど最近またよく目にするようになり、これは呼ばれているのかと思い買い求めた。
 Irene Mawela は Dark City Sisters や Mahotella Queens にも在籍した歌手で、南ア音楽シーンにおける重要人物の一人なのですね。タイトル通り SABC 時代の未発表録音集。ソフトな歌い口には正直あまり魅力を感じないけれど、さすがにバックバンドに演奏は申し分ない。
 これまでソロアルバム3枚 “Khanani Yanga” (1982)、”TlhokomelaSera” (2007)、”Ari Pebble: Let’s Rejoice” (2017) を出していて Spotify で聴ける。チラッと聴いた印象では、“Khanani Yanga” はよさそうだった
 ちなみにアナログ盤が安かったので CD ではなく 2LP の方を選択。ヴァイナルはこんなカラー盤です。

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 Mdivhuho Thavhana “Dr Irene Matodzi: The Trailblazer” という彼女のバイオ本を偶然見つけたのでこれも買ってみた。歌手、作曲家、アレンジャー、プロデューサー、等々として、そして(南ア最北部〜ジンバブウェに暮らす)ヴェンダ人ミュージシャンの先駆けとしての活動が書かれている(ようだ)。アマゾンのオンデマンド印刷?で買えます。




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Malombo Jazz Makers “Malompo Jazz” (Strut, 2023)
Malombo Jazz Makers “Vol.2” (Strut, 2023)

 昔からマロンボにはほとんど興味がなかった。けれどこの音楽への人気は根強いようで、今はオリジナル盤どころかリイシュー盤も高い。ところが 2023年にリリースされたファーストとセカンドのリイシュー盤が安く残っていたので、ならば一度じっくり聴いてみようか(新品があるうちに手に入れておこう)という気になった次第。繰り返し聴いているうちに、この素朴な良さが次第に感じられるようになってきている。そうなると 2023年に 500枚限定でリイシューされたサードアルバム “Down Lucky's Way” も買っておけば良かったかと少し後悔。まあまずストリーミングで聴いてみよう。
 曲によって女性ヴォーカルが入っていて、クレジットを見ると Hilda Tloubatla とある。Mahotella Queen のリードヴォーカルで、今年久しぶりに来日した Hilda じゃないか。今まで気が付かなかった。ファースト・アルバムのジャケットに写る女性も彼女なのですね。




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Joshua Sithhole’s Africa (Voom Voom, 2025)

 Voom Voom のという新しいレーベルから Joshua Sithole のファースト “Joshua Sithhole’s Africa” (1975) がリイシューされた。ズールー/ムバカンガにジャズ、ファンク、ロックをミックスしたアグレッシブなサウンドが楽しめる。
 Joshua Sithole (1947-1999) はギター、フルート、サックス、ヴォーカルなどをこなす器用なミュージシャン。ところで、彼の名前はどこで目にしたのだったか。しばらく思い出せなかったのだけれど、コンピレーション ”Zulu Jive: Zulu Beats from South Africa” (Earthworks, 1983) に収録されていたことを思い出した(このアルバム、中村とうよう解説で国内盤も出ましたね)。
 しかし、こちらはストレートなムバカンガで 1975年作とは結構雰囲気が異なる。本当に同じミュージシャンなのだろうか? Sithole 姓では Jonah Sithole もいるけれど、彼はジンバブウェのギタリストなので別人だろうし。

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 このアルバムには美しいポスターが封入されています。

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Jimmy Dludlu “Icon” (Universal, 2013)

 もう1枚、これはヴァイナル・リイシューではないけれど、Jimmy Dludlu のベスト盤CD の中古が El Sur Records にあったのでお買い上げ。彼は南アのジャズ・ギタリストで、ニューヨークで見つけて買った 1999年のファースト “Essence of Rhythm” を聴いて気に入り、当時雑誌にレビューを書いた記憶がある。その後、南ア盤が入手しにくくなったこともあり、フォローしていなかったが、順調に作品をリリースし続け、ベスト盤を出すまでになったようだ。ファーストは自分の好みからしたら軽すぎるかなとも感じたけれど、その後どんな音楽を演奏しているのか、これから聴いてみます。







by desertjazz | 2025-12-23 12:00 | Sound - Africa
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