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2019年 11月 19日 ( 1 )

アファールの塩

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「アファールの岩塩って美味しんですよね!」
「はい、これ差し上げます。」

 エチオピア取材から戻った知人と話していたら、突然瓶詰めされた塩の粒をプレゼントされた。舐めてみると、まさしくミネラルをたっぷり含んだ刺激的なアファールの塩。何でも言ってみるもんだ。

 エチオピア北東部のアファール地方は岩塩の産地としても有名。夏には最高気温70度にも達する(と言われたが本当か?)猛暑の塩湖から切り出された岩塩のプレートは、ラクダに乗せて長駆運ばれて売られる貴重品だ。

 届けられた先の市場では小さく切り分けて商いされるのだが、その際できた破片もこのように集められて売られる。それをエチオピア土産として買って来たようだ。

 昔、私がアファールの塩を味わったのは(確か)エチオピア北部の街メケレでのことだった。その懐かしい塩を数十年振りに味わえるとは、何とも感慨深い。

 その時の旅は、深夜に40度を超える熱波に襲われたり、半世紀ぶり(と言われたが本当か??)大洪水に見舞われたり、アジスの大使館に救われたり、滞在したメケレがしばらく後にエリトリアとの国境紛争で空爆を受けたりと(実はもっと過酷なこともあった)、忘れがたいものになった。

 エチオピアはもう一度じっくり旅したいと考え続けている。せっかく行くならクリスマス・シーズンのラリベラだ。先日、川瀬慈さんに伺ったところに、今は国内移動も随分楽になったようだ。エチオピア航空での日本からのアクセスが便利な今のうちにぜひ再訪したいと願っているのだが、果たしていつになるだろう(その前に決めた旅行計画がいくつもあるので)。

 普段、料理には世界各地の岩塩や海塩だけ使っているが、それらの中でとりわけ気に入っているのは、バリ島の友人Nさんに毎度いただいているバリの塩。とても味わい深いので大切に使わせていただいている。さて、アファールの塩はどんな料理に使おうかな?(写真に添えたのはアファールの近くで拾って来た岩石。ずっしり重くて長い歴史を感じさせる肌理だ。)


(Facebook の記事より転記。楽なので FB と Twitter にメモだけ書いておしまいになることが多い。それらのメモをベースに、もっと長くて内容の深いものを Blog にまとめたいのだが、そんな時間が全然取れないなぁ。まあ、音楽を聴いたり旅をしたりは、自分が楽しむのがまず第一なので、それで構わないとは思うのだが。)







by desertjazz | 2019-11-19 15:00 | 旅 - Abroad