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2020年 08月 18日 ( 1 )

アフリカの記憶 097

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 Senegal / Dakar 2002

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 2/24 (Sun) ダカール最終日。明け方近い 29時(午前5時)に寝入ったが、朝9時には目が覚めてしまう。

 荷物のパッキングを大まかに済ませ、ホテル代の清算へ。ここでまたまたフロントと大揉め。ここまでほとんど書かないで来たが、2回続けて宿泊したこの Hotel Nina ではトラブルが繰り返された。前回、チョサンでユッスーのライブを観る幸運をもたらしてくれたのは、ここのフロントマンだったし、今回も途中で宿泊料の値引き交渉に応えてくれた。しかし、数日前にお互い嫌な思いをするすれ違いが生じたり、近辺ではこの Nina だけ停電になったり。大量のレコードを DHL のオフィスまで運ぶ肝心な時に、エレベーターが動かなかったこともあった。今朝は1泊分多く請求して来て、クレームつけても平然としている。値段は手頃だし、利点の多いホテルだったのだが。一体、自分とは相性が良かったのか悪かったのか?(しかし、場所はとても便利だし、値段は手頃だし、他にも利点の多いホテルだったので、もし3度目のダカール旅行があるならば、またここに宿泊するかもしれない。)

 要件を全て片付けた後、時間つぶしにマルシェ・サンダガまで歩いて行ってみる。日曜日だからか、それともタバスキの翌日だからか、閑散としていてカセット屋も数件開いているのみ。それでも6本購入。

 今年のダカール訪問は2月で涼しい日が多かったが、今日は少し暑い。ホテルに戻ってシャワーを浴び、パッキングを終わらせ、ホテルの近くで夕食をとり、後は空港へ向かうのみ。

 ホテルから離れる際、余ったフィルムをフロントに差し出すと、素直に「ありがとう」と言って受け取ってくれた。アフリカの旅は毎度トラブルたっぷりだが、セネガルでもそうなった一番の原因は、多分自分がフランス語を話せないことにあると思う(それでも、レコードや音楽のこととなると、しっかりコミュニケーションが取れているから不思議だ)。


 結局またしてもサン=ルイには行けず、観光らしいこともあまりできなかった。しかし、前回 1999年の収穫と合わせて、セネガル音楽で聴くべきものはほとんどと言っていいくらいに集められた(Starband、Youssou N'Dour、Orchestra Baobab、Number One などはコンプリートに近いし、ギニアのシリフォンのアルバムの大部分や、マリの基本アルバムの相当数も手に入れられた)。そしてそれらを繰り返し聴くことで、セネガリーズ・ポップの全体像が掴めるようになった。その点では、2度のセネガルはこの上なく充実した旅になったと言えるだろう。もちろん街歩きや人々との語らいも楽しむことができたし。


 以下、余談。。。

 さて、難関になりそうだった空港でのチェックイン。やはり完敗だった。欧州路線はエクセス(追加料金)をきっちり計算されるので不安に思っていたが、果たしてその通りに。預けるバッグは、2つで 29+18=47kg。エコノミークラスなので、27kgオーバーだ。それを黙って 20kgオーバーにしてくれただけでも感謝なのだが、そこを4度拝み倒してやっと 18kgに。それでも、1kgあたり CFA 10000(1800円強)なので、トータルで 33000円。パリー東京のエクセスも加えたら、ダカールから JUMBO BOX をもう一箱送った方がずっと安かっただろうことは、間違いない。それに気がついたが、もう後の祭りだ。

 日誌のメモ書きによると、ダカールでの荷物は、DHL:25〜28kg、バッグ2つ:47kg、機内持ち込み:10+α kg で、総重量は約90kg。そしてパリでもレコードを買い漁ったので、CDG 出発時点で、エクセス 41kg、機内持ち込み 30kg とある(DHL で送った分なしでも、合計がまた90kgに増えている)。案の定、CDG でエクセス料金をたっぷり取られた。その金額を調べてみると、なんと 540ユーロ! エクセスだけで実に合計10万円以上支払っていたのか。自分にとってそれだけの価値があるレコードをアフリカから持ち帰ったのだと、当時自分に言い聞かせた記憶がある。

 2回目のセネガルの旅、1回目の時とは違ってレコードを探し続けた記憶はなかった。しかし日誌を読み返すと、どうやら1回目と同じくらい買い集めている(記録によると、パリの分も含めるとアルバムだけで496点)。「記憶」ほど曖昧なものはない。




(写真は「アフリカの記憶 094」に載せた店の内部。気になるのは上の方に積まれたカセットだ。ネガからスキャンした写真を拡大して見ると、YOUSSOU NDOUR、SUPER ETOILE、NUMBER ONE、BAOBAB、GUELEWAR、FANTA DAMBA、BONZOUMANA CISSOKO、RAIL BAND、SOULEYMAN FAYE などの名前が読み取れる。これは何だろう? ヒントは一番上に横積みされたブランクカセットかもしれない。・・・この話の続きは後日。)





by desertjazz | 2020-08-18 00:00 | 旅 - Abroad