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カテゴリ:旅 - Abroad( 221 )

 ペナン滞在記「食事編」は前回で終了。ペナンで食べたものについては大体触れられたので、この滞在記もひと山越えてそろそろ終了できそう。あと数回で終わらせる?前に、今回参考にした書籍類をリストアップしておくことに。

 初めての国に行く前には毎度相当量の文献にあたるのだが、今回ペナンに関するものは思いのほか少なかった。結局目を通したのは以下の5冊。ネットでも出発前には必要とする情報がほとんど見当たらず。

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1) イワサキチエ+丹保美紀『マレー半島―美しきプラナカンの世界 (私のとっておき) 』
2) 丹保美紀+イワサキチエ『マラッカ ペナン 世界遺産の街を歩く (地球の歩き方GEM STONE) 』

 プラナカン文化とニョニャ料理に関してはこの2冊。

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3)『地球の歩き方 RESORT ペナン・ランカウイ』
4)『地球の歩き方 マレーシア ブルネイ』
5) "The Rough Guide to Malaysia Singapore & Brunei"

 ペナン(とマレーシア)の基本事項に関してはこの3冊に目を通した。自分は Rough Guide 派なのだけれど、ペナン滞在中は Lonely Planet も若干参考にした。

 現地に持っていったのは 2) と 4) の2冊のみ。他は必要ページのみスキャンして MacBook に入れたりデジカメに撮っておいたりした。

 マレーシアに関するガイドブックは他にもあったがペナンに関するページが少なかったり全くなかったり、料理書もニョニャ料理を紹介していないものはパス。

 マレーシアについて書かれた読み物も意外と少ない。金子光晴『マレー蘭印紀行』やウォーレスの『マレー諸島』の最初の方くらいは読み直しておこうかとも思ったが、確かペナンについては描いていなかったはずなので無理しないでおいた。
(初めてマレーシアに行ってこの国への興味が膨らんだので、もっといろいろ読んでみたい。)

 現地で手に取った中では "Famous Street Food of Penang : A Guide & Cook Book" (Star Publications, 2006) という本が興味深かった。





by desertjazz | 2012-02-09 00:00 | 旅 - Abroad

 Penang 2011/2012 - (19) : Dessert Time_d0010432_23205632.jpg

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by desertjazz | 2012-02-08 00:00 | 旅 - Abroad

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 ペナンはちょうど今3連休らしい(クアラルンプールなども)。「2月5日はイスラム教に基づく祝祭日、7日はヒンズー教に基づく祝祭日タイプサム。6日は振替」とのこと。

 大晦日に山頂から眺めた花火は美しかったが、ジョージタウンに移動してきてからも、ガーニードライブ周辺は夜ごとに新年の祝賀で賑やかだった。1月8日の夜には近くで花火が打ち上がったりしていたけど、何のお祝いだったのだろう(写真)。マレーシアでは、イスラム、ヒンドゥー、仏教などが共存し互いの祝日を祝い合っているそうだ。この賑わいが年末からずっと続いているのだろうか。平和的で羨ましい話です。





by desertjazz | 2012-02-06 04:44 | 旅 - Abroad

Penang 2011/2012 - (18) : Durian Heaven_d0010432_522641.jpg


 さて、今回ペナンでは屋台でもレストランでもローカルフーズをたっぷり食べることができて、アジア飯大好きな自分としては大いに満足。ただし想像を超えるほどのものではなかったかなといった印象も受けた。

 屋台メシを食べての感想「 (1) 個性的な味と (2) 多彩な味を (3) 手軽に (4) 安く (5) 素早く食べられる」といったことは、プラナカンのニョニャ料理に対しても感じた。工夫の凝らされた料理の数々をさほど待つことなく食べられる。もちろん屋台の料理と比較したら、遥かに手の込んだ芸術品のようなものであることは理解しているけれど、とにかく手軽さを強く感じた。実際今度はどれほどの有名店でも予約は不要、それどころかテーブルが半分以上埋まっていた記憶すらない。何か食べたいなと思ったら、どこの店でもすぐに座れて美味しい料理でおなかを満足させられる、この手軽さがいい。

 その一方で感動は少なかった。オリジナリティー溢れる料理の数多さは大したものだと思うのだけれど、さほど広くないエリアで滋養された地方食のもつある種の限界のようなものも感じた。例えば最高に美味しい中国料理(とくに四川料理)やタイ料理のようにガツンと来るものがなかった。例えば、バリのバビグリンやベトナム焼き肉なら何度でも食べたいと思うが、そこまでのものは少なかった(もっと言えば、イタリア料理や日本料理にはとても及ばない)。ファストフード的なものやスパイスを抑えた料理、穏やかな味付けのものが多かったので、比較することに無理があるのだろうけれど。

 事前リサーチでは、ガイドブック、ネットランキング、個人ブログ、友人や知人の評価で上位に挙ってくる屋台や店はほとんど一致していた。それらを重点的にまわってみたので、さほどハズレはなかっただろう。それでも少しばかり物足りなく思ったのは、大人数でガッツリ食べる機会がなかったことせいもあるのだろうか? マレーシア/ペナンに来たのは初めてだったので、もしかするとペナン料理の真髄にはまだまだ触れていないのかも知れない。

(料理の種類の豊富さはホテルで朝食を食べる時にも感じた。ビュッフェには、ヨーロピアン、中華、飲茶、マレー、インド、などなどの料理がずらりと並び、チャークエイティアオなどの定番マレー料理なら毎日、日によってはホッケンミーなどもその場で拵えてくれる。さすがは文化の交流点。同じホテルに1週間いたのに、朝食は全く飽きることがなかった。)




 ペナンに来て最も残念だったのは、乾期のためにフルーツがさっぱりだったこと。好物のパパイアはまずまずの味だったけれど、ジャックフルーツは全然甘みがなく、スターフルーツも食べられるような味ではなかった。それよりガッカリさせられたのは、行く前にも到着してからも「ドリアンはないよ」と言われたこと。これでペナン旅行の楽しみは半減?

 ペナン島中南部のバリク・プラウ Balik Pulau は近くでドリアンがたくさん取れるような気配だった。ドリアンのメッカのような雰囲気があって、道ばたでも売られている。だけどこれはタイからの輸入品だと聞かされた。

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 泊まったマリホムの従業員からは「1日3食ドリアンでもいい」だとか「ペナンにはドリアンが何種類もある」だとか聞かされると、ついつい欲求不満にもなってしまう。それでもジョージタウンの街中を散策すると時々ドリアンの屋台が見つかった。

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 ドリアンの尻から匂いを嗅ぐと何ともいい臭み。ピース買いして屋台の脇でさっそくかぶりつく。う〜ん、天国じゃー !!! 

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 買ってホテルの部屋までもって帰りたいところだが、それはルール違反(部屋に匂いが移ったら賠償を求められる可能性がある)。匂いが漏れないような密封容器に入れて持ってけとも言われたのだけれど、後ろ髪引かれる思い出断念。

 スーパーやガーニーのモールの店ではドリアンを使ったお菓子が数えきれないくらい売られている。こんな光景は初めてみた。やっぱりペナンはドリアンでも有名なんだな。だけどこうしたドリアンの菓子が美味しくないことは知っているので、

 全てパス。唯一食べてみたのは、ドリアンのクレープ(っぽいもの)。ドリアンを生のまま包んでいるので、ドリアンをそのまま食べるのと大差ない。モールの地下の店で2種買ってみたらどちらももちもちしたドリアンの味がしっかり楽しめて満足できた。

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(苦手な人が多いようだけれど、私はパクチーも大好き! フォーやベトナム焼き肉を食べるときにはサラダボウルに山盛り頼んだことがあるほどのパクチー狂い。東南アジアでは新鮮なパクチーをいくらでも食べられて幸せだ。トップの写真のように、何でもない料理でもパクチーがさりげなく添えらているだけで嬉しくなってしまう。)




 ペナンで食べて美味しかったものトップ3を考えてみた。

1. ドリアン!
2. モヒンガー(マリホムで出されたビルマの麺料理)
3. ナシ・ウラム(プル・ルマのニョニャ料理)

 もちろん何度か食べたラクサやホッケンミーはここに来なけりゃ食べられない味だし、プル・ルマなどではもっと別のメニューにもトライしてみたかった。機会があればペナンに再訪してみたいけれど、次回来るなら絶対雨期。 いつか6月頃に、ドリアンを食べにぶらっと来てみようかな?





by desertjazz | 2012-02-06 00:00 | 旅 - Abroad

 ニョニャ料理レストラン、続いてトライしたのはニョニャ・ブリーズ(50 L. Abu Siti)。ジョージタウンの中心からやや西方にあり、この辺に並行する数本の通りと、より海岸寄りのエリアにかけてレストランやカフェが集まっている。プル・ルマを訪れた翌日の5日お昼過ぎ、ラムリー・ギャラリーを見学した後、炎天下 3kmくらいある道をてくてく歩いて行ってみた。

 プル・ルマとは対照的な内装の店内で、地元民のための食堂といったような佇まい。Tiger Beer で喉を潤しながら、次々オーダー。前菜に頼んだのはバジルのフライ。

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 アチャー・フーはターメリックを使った魚のピクルスで、ここの名物とのこと。確かに甘酸っぱい酢漬けで、見た目からは想像のつかないさっぱりした面白い味。

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 ケバブ・ビーフン。サンバルの辛みとエビのエキスがからまったスパイシーな風味が楽しめる。

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 オタオタ(オタ)。魚のすり身にココナツミルクや卵を混ぜて蒸した料理。バナナの葉でくるんだ状態で出されることが多いようなのだが、この店のものは可愛らしい形。優しい味にはまってしまった。

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 ジューフーチャー。切り干し大根のような具にサンバル?を添えて葉に包んでいいただく。これはプル・ルマでも食べたな。

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 これはカレーだったかな??

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 ビール2本空けてたっぷり食べて大満足。(2人で RM70、約1700円)




 7日の夜、ホットウォックを探したのだけれど見当たらない。近くの店の人に訊ねると「close」とのこと。残念ながら店を閉じてしまったらしい。すぐ裏にニョニャ・ババ・クイジーンもあったけれど(結局ここには行かず仕舞だった)、迷ってママズへ。その直前にチャークエイティアオを食べたこともあって、ここでは野菜料理を中心に何品かオーダー。どれもスパイシーでナチュラルな印象の味。このさっぱりした味付けが新鮮な野菜の食感を生かしている。

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 今日もオタオタをオーダー。チマキ状になったバナナの葉を開いたところ。

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 デザートは、黒、白2品。この2種が定番らしい。黒は黒米。

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 白い方の中にはイモなどの野菜類がたっぷり。

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 ガイドブックには「小さな店」と書かれていたが、今は拡張されたようで、著名人が来店した際の写真も多く飾られていた。この夜も次々と大人数のグループがやってきて賑わっていた。(ビール2本含めて RM 56、約1400円)




 8日の夜。ペナン滞在も終わりにさしかかったが、冒険するより美味しかった店にもう一度行く方が賢明だろうと考えて、一番美味しかったプル・ルマへ。野菜ものを中心にいろいろ注文。

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 カレーと一緒に食べるために白いライスを注文したところ、オーダーを聞く女性に「ナシ・ウラムは?」と、変な顔をされる。やはりこのサクサクしたご飯がこの店の自信のメニューなんだな。もちろん追加でオーダーした。

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 プル・ルマのオタオタはこんな感じ。見た目の可愛らしさも含めて、この料理はニョニャ・ブリーズがのもの一番だっただろうか。

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(2人で RM88、約2200円。やや高めだけれど、ビール1杯 RM10もするからかな?)

(プル・ルマは照明が暗くて?キレイに写らない。ホワイトバランスもちゃんと取ればいいのかも知れないけれど…。)




 リストアップした5店中、実際に食べられたのは3店(1カ所ホット・ウォックは店を畳んでいた)だけだけれど、それぞれの味に大きな違いまでは感じられなかったので、まあそれで構わなかったのだと思う。

 ニョニャ料理は中国料理とマレー料理をベースに、タイやインドなど周辺地域の要素も取り込んで出来上がったスパイシーな味。それでいて素朴で気品を感じさせる優しい味でもある。野菜中心に素材を生かした質素な料理法には、昔バリの友人宅で彼のお母様に作っていただいたバリの家庭料理なども連想した。多彩な要素が混ぜ合わさっているだけに、プラナカンの独自性が感じられて初体験の味が多かった。そんなところが食を愛する多くの人々を引きつけ、ペナン料理を有名にもしているのだろうと感じた。





by desertjazz | 2012-02-05 00:00 | 旅 - Abroad

 ペナン料理の中でもとりわけ楽しみにしていたのがニョニャ料理だった。

 15世紀頃から中国人たちがビジネスチャンスを求めてマレー半島に進出していった。彼らはここでマレー人女性と結婚し、やがてその一派はババ・ニョニャ、あるいはプラナカンと称されるようになる。中国とマレーの文化が混じり合い、さらには周辺国からの影響も取り込むことで、彼らプラナカン独自の文化・芸術・生活様式が培われていった。そうしたプラナカンの中で生まれたのがニョニャ料理、とのことである。

 プラナカン/ニョニャ料理で知られる街は、シンガポール、マラッカ、そしてペナンの3つ。ペナンでニョニャ料理で名の知られた店を調べてみると、見つかったのは次の5店。

・プル・ルマ Perut Rumah
・ニョニャ・ブリーズ Nyonya Breeze
・ニョニャ・ババ・クイジーン Nyonya Baba Cuisine
・ホット・ウォック Hot Wok
・ママズ Mama's

 紹介文やコメントを読むとどこも美味しそう。幸いなことにプル・ルマを除いた4軒は同じエリアに寄り集まっている。それでも、ホテルからは遠いし、リトルインディアやチャイナタウンからも少し離れている。何とかジョージタウン滞在中にいずれの店も訪れてみたいものだと考えていたのだった。



 最初に行ったのはプル・ルマ(17 Jalan Kelawi)。中心エリアから外れた中途半端な場所にあるのだが、地図を見直すとホテルから歩いて行ける距離。1キロ半弱といったところか。

 1/4の昼、途中でビルマ寺院に立ち寄ったりなどしてブラブラ歩いて行ったら、瀟洒な屋敷を改築したお店にたどり着いた。けれども駐車場には1台の車も停まっておらず、店の中からも物音がしない。そ〜っと入口のドアを開けると、やっぱり客がいない。それでも営業しているらしく、大丈夫か?とやや不安になりながらも席に案内される。

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(これは帰りに撮った写真。その頃にはあと2組ほどがご来店した。)

 店内の様子はこんな感じ。かつて栄えたプラナカンの生活様式が伝わってくる。写真に撮ってこなかったけれど、飾られている食器類を眺めているだけでも眼の保養になった。

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 ヴィンテージもののホーローの器もたくさん陳列。だけどTVモニターだけは、この場にそぐわないと思う。

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 事前に読んで頭に入れた焼き付けばの情報を頼りに数品を注文。

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 真っ先に頼んだのはナシ・ウラム。極細に刻んだハーブ類とご飯をほぼ同量混ぜ込んだチャーハンンのようなものらしいと読んでいたのだけれど、極小タマネギや大葉のようなハーブを刻んだものがほとんで、米はどこにあるのか分からない。綿菓子を口にいれたかのような、フワフワ、サクサクした不思議な食感。実に面白い。とにかくこれを食べてみたかった!

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 その他に注文したのは、カリーカピタン(マイルドな味のチキンカレー)とか…

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 切り干し大根のような料理のジューフーチャーとか(バンクアンという蕪に似た根菜の千切りとスルメの千切りを炒めたものらしい)…

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 最後に黒米のデザート(プル・イタム?)をいただいて〆にする。(ビール代やお茶代含めて RM 62、約1500円)

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 このプル・ルマ、どのガイドブックにも最初に紹介されているし、ネットでも高評価。最近ペナンに行った人もここが美味しいと言っていたし、現地の人にも一番の店だと薦められた。他の店について書く前に明かしてしまうと、今回ペナンで食べたニョニャ料理の中ではベストだった。店員はちょっと冷ややかでフレンドリーさはなかったけれど(たまたまか?)、断然お薦め。また行きたい!(いや、後日再訪したのだった…。)


(続く)





by desertjazz | 2012-02-04 00:00 | 旅 - Abroad

 ペナンのジョージタウンでは屋台にばかり通っていたわけではなく、普通の料理店やレストランなどでも食べていた。そうした店のいくつかについて軽くメモ。



 1/3にマリホムからガーニーのホテルに移動したその日は疲れることをしたくないので、遠出は避けた。ネットで近辺の店を検索すると、歩いてすぐのところにペナン一と評判のフッシュヘッドカレー店 Restoran 77 を発見(海岸沿いのストリート 77 番なのでこの名称)。今夜はここで食事することに決める。

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 この店、とにかくやることが早い。メニューも持ってこないで「何飲む? 何食べる?」迷わず Tiger Beer とフィッシュヘッドカレーをオーダー。他に豆腐料理なども。この熱々の料理がまず当たり! それに(確か)RM 6(約150円)という安さ。

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(ちなみにビールはスーパーでも店でも RM 6〜10くらいだった。料理の値段と比較すると結構高い。)

 お待ちかねのフィッシュヘッドカレー! まあデカイこと。これで RM 10(だったかな?)この店、基本的に中国料理の味付け。美味しいんだけれど、シンガポールで食べたスパイスたっぷりのフィッシュヘッドカレーと比較すると刺激が足りない。またまたシンガポールに行きたくなってしまった。(いや、シンガポールのあの店の美味さが特別なのかな??)

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 1/6は飲茶を食べようと、チャイナタウンの大東酒楼 Tai Tong Restoran へ。着いたら12時で、ちょうど飲茶が終わったところ。これは失敗だった。翌7日に再チャレンジしたものの今度は店が開いてすらいない。事前に調べたら無休ということだったのだけど、正月シーズンなので変則的だったのかな。どうもこの店とは縁がなかったようだ。

 さてどうするかと思案していると、斜め向かいにマリホムで出会ったカナダ人に紹介されたイタリアン・レストラン Il Bacaro が目にとまったので入ってみることに(ここは最近できたばかりのホテル Chambell House の1階。彼はここに泊まっていたと話していた)。

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 そろそろイタ飯でも食べたいと話していたところだった。内装も雰囲気がいい。

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 ガッツリ肉を喰いたくなって、ラム肉をオーダー。うーん、ハズレ。ピザはもっとダメ。まあチャイナタウンに来てこんなもの食べる方が悪いんだろうけど。若いウェイトレスもさっぱりで、まあこれからに期待の店だろう。(2人で RM 180、約4500円と、今回の旅でダントツの最高額)それでも暑い日中に冷えたワインで涼みに来るには相応しい店なんじゃないだろうか。

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 1/9の夜は、ここもガーニーのホテルから直近の Bali Hai へ。ガーニーはジョージタウンの中心からかなり離れているので、食事には難儀するかと思っていたら、案外評判の良い店が集まっていた。ここも人気店らしく、前を通る度にだだっ広いフロアが混み合っているのが気になっていた。ネットで調べてみたら、確かに評価が高かった。

 店内に入ってまず目に飛び込んでくるのは生簀(水槽)の数々。まるで水族館。そしてずらっと並ぶ魚介類。これらの中から食材を選び好みの調理方法で料理してもらうシステムになっている。こういったレストランは海辺なら世界中いたるところであるのではないだろうか?(こうした光景を見ると、パリや台北やプーケットやサンフランシスコで食べたレストランが懐かしくなる。)

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 調理を待つ間、Tiger Beer を注文。だけど Carlsberg にしろと言う。見るとおばちゃんの格好は Bud Girl ならず Carlsberg Girl !! ここは素直に Carlsberg Beer を頼む。大人数で盛り上がっているグループを横目に、一番小さなを選び、あとはフカヒレスープなどを。食材が新鮮でどれも美味しかった。

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 ところで、Bali Hai と聞けばビールの銘柄しか思い浮かばないのだけれど、どうしてこんな名前なのだろう??


(続く)





by desertjazz | 2012-02-03 03:00 | 旅 - Abroad

 屋台めぐりの話の続き。



 1/6の昼は、ガーニードライブから海岸沿いに少し東に歩いたところにある屋台街(というよりは屋内に10店ほどの屋台が寄り集まった食堂)へ。

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 ここの松花江という店のバクテー(骨肉茶)がペナンで一番だと言われている。定番の MIX というものをオーダーしたつもりが、出来上がってきたのは湯葉入り。これはお薦めじゃないという噂もあったけれど、いやいやとても美味しかった。これまで食べたバクテーの中では断然ベスト。

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 ここでは豆腐料理なども頼んでみた。どれもなかなか美味だった。

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 1/7の夕方、晩飯前(!)にセラマット・レーン中ほど(108 L. Selamat)の興發茶室へ。値段が他店の倍するというチャークエイティアオの有名店とのこと(RM 7)。けど他との大きな違いは感じられず。自分はラーメン店の味の優劣を語ったりすることに興味がないからなのか?「香ばしいお焦げ」を褒めた文章も読んだけれど、そうかな? 量も少なく、これで約170円というのは高いと思った。

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 1/9の昼飯は、警察署のほぼ真向かいジャラン・ペナン(475 Jl Penang)の食堂へ。この中の愉園茶室のアサム・ラクサが逸品という噂(RM 3.5)。

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 ある本には「スープのバランスが完璧」といった風にも書かれていた。確かにジョージタウンのラクサの麺はバリク・プラウのものより幾分柔らかいような気もする。

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 身体のことを考えて揚げ物のロジャは食べなかったけれど、フルーツのロジャは試してみることに。マンゴーを注文したのだけれど、やっぱりフルーツはそのまま食べる方がいいな(RM 4)。

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 ここのすぐ近所にホッケン・ミーの有名店があって、どうしても食べたいと思っていた。それなのに微妙に都合が合わずとうとう食べられなかった(近くを暇つぶしに何度も歩いたのに、まだ土地勘が曖昧で見逃してしまった)。ガーニーにもホッケン・ミーの屋台はひとつしかなくて、行った時には毎度なぜか早くに店を閉めていた。ペナンではこのまま食べられないのかと思った矢先、この食堂にもホッケン・ミーの店があることを教えられて即注文。これが実に美味しかった。エビのエキスがたっぷり詰まったこの味はたまらない!(RM 4)

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 ホッケン・ミーは細い麺と太い麺の2種類入っているのが面白い。一体誰が考えたんだろう?

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 食堂の入口、車道から一番近くにあるこの店のふっくらした体型のおばちゃん、笑顔がとてもいい。ニコニコして話かけてくる。旅をしていて、こんなひとときがとても嬉しくて楽しい。



 ホッケン・ミーを初めて食べて、この味はラクサよりも自分の好みだと思った。ペナン滞在最終日の朝にホテルのビュッフェでもホッケン・ミーが供されたので、食べてみたらこれも大変美味しかった。今回屋台で食べた中でも一番気に入った料理。

 ペナンで100皿(椀)食べると漠然と目標を立て、実際それくらいの品数の料理を味わったが(いちいち数えるなんて野暮なことはしなかったけれど)、思っていたほど屋台メシは食べなかった。というのも繰り返し食べるごとに、すぐに飽きがきてしまったから。

 改めて書くと当たり前のことなのだけれど、ペナンの屋台メシはファストフードでありB級である。要約すると (1) 個性的な味と (2) 多彩な味を (3) 手軽に (4) 安く (5) 素早く食べられる、そこに多くの人々が惹かれるのだろう。

 ただ自分自身の感想を書くと、そこまでの魅力は抱かなかった。大阪に越して来てから2年半以上になるのに、いまだにたこ焼きもお好み焼きも食べていないような人種(?)だからなのかな?(ペナンの食の総括はもう少し後で。)

 それでも屋台街の雰囲気はとても好きだ。ガーニーの屋台でも誰もが和やかに楽しく食事していた。きっとこの中にも喰い逃してしまった美味しい味があるのだろう。ホテルの部屋からガーニーの屋台の溢れ出す明かりを眺めながら、そのように思った。

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(続く)





by desertjazz | 2012-02-02 23:00 | 旅 - Abroad

 今回のペナン旅行のメインテーマは何といってもペナン料理。「ペナンは食べ物が安くて美味い」と書かれているのをさんざん読んだし、聞かせられもした。屋台の数の多さでも有名とのこと。当然のごとくジョージタウン滞在中にはあちこちの屋台に足を運んでみた。

 ペナンで食べられる屋台料理の代表は、アサム・ラクサ Asam Laksa、チャークエイティアオ Char Koay Teow(炒粿條)、ホッケン・ミー Hokkien Mee(福建麺)、ロジャ Rojak、バクテー(肉骨茶)といったところらしい。なので、数多い屋台の中からまずはそれらの店に絞ってみる。

(ペナン料理を紹介するブログはたくさんあるようなので、ここには簡単な私的感想だけメモしてみる。ペナン料理に関するブログとしては、ここが最強!)



 1/3の夜、早速ホテルから歩いてすぐのガーニードライブの屋台街へ。フッシュヘッドカレーを食べて腹一杯になった(このことは後で書く予定)ばかりなので、今夜のところは散策のみ。細長いエリアに店が密集している印象。なぜかひと区画の店がほとんど閉まっていて暗い。数十年前の日本の夜宮を思い出させるような玩具屋が並ぶ一角もある。最も印象強かったのは障害者(の流し)が目立つことだった。

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 1/4の夜、再びガーニーの屋台街へ。まずはアサム・ラクサを一杯。店番号 No.11 のここは評判の店だと幾人から聞いた。酸味と甘みの混じったスープに様々な食材が加わって、濃厚で複雑な味(RM 3)。

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 続いてチャークエイティアオ。定石通りひときわ目立つ長い行列に並んでみる。しばし待つ間、店の人たちを観察。女性が列の先の方まであらかじめ注文を聞き(何人前か、追加のエビを入れるかどうか)、器の隅にメモしていく。これで間違わないのだろうかと疑ったのだが、よく観ると底にも何か書いている。「Pink 女」とか、「Black 男」とか。なるほど!

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 出来上がったチャークエイティアオを初体験。きしめんのような平麺、エビ、卵、いくつかの野菜などをざっと混ぜて炒めたシンプルな料理(RM 5)。

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 今夜はまた別の区画が暗がりになっている。恐らくエリアごと順番に一斉に休む取り決めになっているのではないだろうか。

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(ガーニーのホテルは角部屋で、屋台街を見下ろすことができる。バスタブに浸かりながら屋台の明かりを眺めるのも心地よかった。)




 ガーニーの屋台街にはその後も何度か足を運んだが、実際に食べたのはこのときだけだった。料理のバリエーションが案外なく、食べてみたいと思うものが見当たらなかった(揚げ物は好みではないのでロジャは見た目だけでパス)。何よりかつて他の国々で味わったのに匹敵するような屋台街の面白味があまり感じられなかった。それは、似た料理が多いことの他に、スペースにゆとりが感じられないこと、この屋台街に独特のシステムを見出せなかったこともある。音楽は流れておらず客引きの声も寂しくて、ずいぶんと静かだったのも意外。そういった点ではプーケットやマラケシュの方がずっと面白かったなぁ。

(続く)




by desertjazz | 2012-02-01 23:50 | 旅 - Abroad

 ペナンでマレーシア音楽を探求しようとしても無理があると思う。現在のマレーポップがどの程度面白いのかは知らないけれど、それを探るには少なくともクアラルンプールに居る必要があるだろう。

 マレーシア音楽の中で今でも個人的に興味があるのはP・ラムリーとシーラ・マジッドのふたり(最近はシティ・ヌルハリザは新作が出ても買ったり買わなかったり)。ということで、シーラ・マジッドの持っていないアイテムを探してみた。



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 まずは "Sheila Majid 25 Years"。これは2010年にデビュー25周年を記念してリリースした8枚組ボックスセット。スタジオアルバム全7作に、ニューシングル 'Dengarkanlah' を加えたもの(最新作 "Memori Aidilfitri" は2011年リリースなので、もちろんここに含まれていない)。一旦は迷って買わないことにしたのだけれど、 'Dengarkanlah' をネットで聴いてみたら彼女らしい軽やかさで、ちゃんとしたオーディオシステムで聴いてみたくなった。とても安いし、それにファーストアルバムはカセットでしか持っていないため、このボックスはあると便利かもと考え直す。帰国する間際にちょうどこれを買えるだけのリンギットが手元に残ってしまったこともあって、結局買ってしまった。(RM 99.00、日本円で2500円弱。やっぱり安い!)



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 シーラ・マジッドの最高傑作 "Legenda" のリマスター盤が出ていることを知った。P・ラムリーの愛聴者としては、この "Legenda XVXX" (2006) は迷わず購入。オリジナル盤に2トラック追加収録していて曲順も変更されている。だけど、元のヴァージョンの方が好きだな。

(このリマスター盤について調べてみたら、以前日本でも配給されたらしい。ネットで CCCD との表記があったが本当だろうか? いずれとも未確認。)



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 シーラ・マジッドに関して今回一番の収穫は "Ratu Jazz - VCD MTV Karaoke"。カラオケというよりも、彼女のミュージッククリップ集として楽しめる。懐かしい曲が並び、時代を感じさせる(痛い)映像も多いけれど、'Bunyi Gitar' のサイケな映像とダンスなどは、なかなかの見物だ。




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 昨年、25 Years of Sheila Majid を書いた後で CD 棚をチェックし直すと、Zainal Abidin らも参加したプロジェクトのライブ盤 "IKHLAS LIVE - Stadium Merdeka 25 December 1992" (1994) も出てきた。シーラは 'Pagi' や 'Wanita' を歌っている。

 シーラ・マジッドの作品はこれで大体手元に揃ったのかな?





by desertjazz | 2012-01-28 00:00 | 旅 - Abroad