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アフリカの記憶 055

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 Ethiopia 1997






# by desertjazz | 2020-07-07 00:00 | 旅 - Abroad

アフリカの記憶 054

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 Ethiopia 1997






# by desertjazz | 2020-07-06 00:00 | 旅 - Abroad

アフリカの記憶 053

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 Uganda / Kampala 1996

 ウガンダの首都カンパラ。
 中央を東西に貫くメインストリート。
 道沿いに銀行などの大型ビルが建ち並ぶ。
 その通りで一人の少女が目に留まった。

 身体は痩せて小さい。
 まだ5歳くらいだろうか。
 身に纏うワンピースはボロボロ。
 気になって、遠くから様子を眺める。

 車が通る度に、手のひらを差し出す。
 1台が通り過ぎる。
 1台に無視される。
 しかし、停車して小銭を渡す人も。

 少女はそれを素早くワンピースの中へ。
 肩から斜めにかけたポーチに収める。
 落とさないように、奪われないように。
 いや、それ以上に重要な理由で。

 見せ金が多すぎると、同情されず施しは少ない。
 全く無銭でも、関心を持たれず素通りされる。
 少女は常に最適な金額だけ手のひらに載せる。
 幼いながらも、見事なプロの仕事だ。



*カンパラ市街を撮影したネガ8枚ほどがどうしても見つからない。誤って捨ててしまったのだろうか。この写真は仕方なくL版プリントをスキャンした1枚。シャープさはないが、ネガからスキャンするより色が鮮やかだ。
 





# by desertjazz | 2020-07-05 00:00 | 旅 - Abroad

アフリカの記憶 052

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 Uganda / Kampala 1996

  ウガンダ音楽のカセットを探し歩く。
  しかし、レゲエや欧米ポップが多い。
  やがてローカル・ミュージックの山を見つける。
  古びたテープが多いが、勘で買い漁る。

  ようやく遭遇したのは Dabik Electronics という店。
  全て新品で、品揃えが良く、卸のような雰囲気。
  地元のトップバンド Afrigo Band もまとめ買いできた。
  カセットを歩き売る若者たちも、ここで仕入れているのか






# by desertjazz | 2020-07-04 00:00 | 旅 - Abroad

アフリカの記憶 051

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 Uganda / Kampala 1996

 カンパラで宿泊した Hotel Sheraton の地階にはバー(Lion Bar という名前だったか?)があり、そこのハウス・バンドが Waka Waka Band だった。カンパラに着いた翌日から通ったものだから、バンドメンバーたちとも意気投合。中でも紅一点のヴォーカル Suzan とはすっかり仲良くなり、一緒に飲んだり食事に出かけたり。Suzan 今どうしてるかな?

 代表的なライブハウスは街の中心部に集まっており、いずれもホテルから歩いてすぐの距離だった。カンパラでのライブが朝4時頃まで続くのは、他のアフリカ諸国と一緒。それを知って、一度朝4時過ぎに出かけて行ったら、とうに終わっていて、掃除中の男に「今頃何しに来た?」と訝しい顔をされたこともあった。


*カンパラの有名バンドのライブを観られるのは週末。日誌のメモによると、当時は以下のようなスケジュールだった。

・The Afrigo Band 金・土 The House of Entertainment
  (21:30 〜 04:00、入場料 5000Sh = 約500円)
・Simba Ngoma 金 Nile Grill / 土 Half London
・The Dynasty 金 Half London / 土 Nile Grill

 断然良かったのは The Afrigo Band。コンゴのスークースまんまのサウンドなのだが、楽しくて申し分ない。さすがは(当時)ウガンダ最高のバンドと謳われただけのことはある。Simba Ngoma も聴きに行った。だが「バラードやミディアムの曲が中心で、ダンスナンバーも単調な演奏」等と日誌にある通り、実際印象がまるでない。

*The House of Entertainment のビールは 1000Sh、ビターレモンは 600Shとメモにある。アフリカでじっくりライブを観る時は、音に集中できるように、アルコールは口にせずビターレモン(トニックウォーター)を飲むことが多い。セネガルで Youssou N'Dour を観るときも毎度同様。面白いのはアフリカのビターレモンにはキニーネ(マラリアの薬)が入っていること。それが何故なのか、その正しい答えはまだ分かっていない。


**ウガンダのミュージック・フェステイバル Nyege Nyege 2020、今年は9月3〜6日に開催と先ほど発表があった。出演者リストのトップには Afrigo Band の名前がある。大ベテランとなった彼らは今でも元気に活動しているようだ。






# by desertjazz | 2020-07-03 00:00 | 旅 - Abroad

New Disc : Nihiloxica "Kaloli"

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 大混乱続きで歴史的分岐点となること間違いない 2020年も後半に突入。今年前半を振り返ってそのベスト・アルバムを選ぶ時、最有力候補の一つはニヒロシカ Nihiloxica の "Kaloli" だ。ウガンダやタンザニアのジャンクでぶち壊れたダンス・ミュージックをリリースする Nyege Nyege からデビューした当初は、一聴して荒削りすぎると感じてパスしたが(それらのサウンドも今改めて聴くと悪くない)、この Crammed からの新作は凄い!

 プリミティヴでトランシーなタイコのアンサンブルは Crammed 好みで、その点は Konono No.1 や Kasai All Stars のサウンドにも通じるものがあるだろう。だが、サウンドのダイナミックさは別物。比較は難しいが、ニヒロシカに軍配を上げたくなる瞬間もある。さらにその上をブーストして歪んだエレクトリックな音が飛び交うのだから、これがアフリカ発のポップ・ミュージック、ましてやウガンダだと、音だけで認識できた人は少ないはずだ。とにかく、久しぶりに「かっこいい」と素直に唸ってしまった。

 ニヒロシカのタイコ群にはブガンダ王朝で伝承されてきた形のものも含まれるだろう(ウガンダの伝統的タイコに関しては、SWP による Hugh Tracey リイシュー第一弾の1枚 "Royal Court Music From Uganda" を参照されたい)。実は同様なタイコが拙宅にも2つある。これらはウガンダで直接買って持ち帰ったもの。アフリカの楽器は、日本の湿度の問題等があり、保存が結構難しくて、太鼓なども随分処分してしまった。だが、このウガンダの太鼓は 24年経った今でもメンテなしでコンディションが変わらず、"Kaloli" の音に合わせて叩くのも楽しい。

 こうしたタイコがウガンダのカンパラなどで実際に演奏されている様子は、先の「アフリカの記憶 050」で紹介した通り。毎日深夜0時に公開し続けている、その「アフリカの記憶」は、50+1 日連続に達した。実際の旅に出られない今は、過去を振り返るのに良い機会なのだろう。そうした思いもあって、自分のためにこれまでの記録の整理を続けている。しかし、一番やりたいことがまだ形になっていない。なので、「アフリカの記憶」はもうしばらく続けたいと考えている。






# by desertjazz | 2020-07-02 00:01 | 音 - Africa

アフリカの記憶 050

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 Uganda / Kampala 1996

  ムセベニの選挙演説会の片隅。
  タイコを叩き盛り上げる支持者たち。
  大型の親指ピアノを弾く男の姿も。
  ここでは民族楽器が現代に生きている。






# by desertjazz | 2020-07-02 00:00 | 旅 - Abroad

アフリカの記憶 049

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 Uganda / Kampala 1996

  ムセベニ大統領の集会へ。
  彼がその座に留まること34年。
  長期政権の腐敗は歴史の必然。
  支持者たちのこの熱狂は今何処?






# by desertjazz | 2020-07-01 00:00 | 旅 - Abroad

 陳浩基『13・67』を遅ればせながら読了。定評通り、確かに傑作。6つの中編ミステリーのプロットはそれぞれ見事だし(ことごとく、一番可能性の低いものが、実は本筋だったり)、時代を遡って繋がる構成も巧み。ただこれだけの大作なので、時々疑問も抱いたが。最後の一文は、やはりこれを狙っていたかと思ったが、やや無理を感じて、心臓が止まるほどではなく。

 香港を舞台にしたこの小説は、今年読んだ中でベストのひとつだ。マーロン・ジェイムズ『七つの殺人に関する簡潔な記録』、ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』に匹敵する(構成の緻密さでは、『13・67』も『七つの殺人に関する簡潔な記録』には遠く及ばない)。いや、石井妙子『女帝 小池百合子』も含めれば、2020年前半の4大ミステリーか?

『13・67』は優れたミステリーであると同時に、1967年から2013年までの香港の激動の時代を描くことも狙い成功している。しかし、一国二制度(一国両制度)が終結したかもしれないこんな歴史的分岐点の日の夜に、この作品を読み終えるとは、何という因果だろう。偶然以上のものを感じる。

 私にとって初めての海外は香港だった。1988年3月に香港を出発点にして中国を3週間旅した。高層ビルの隙間を通って啓徳空港に降り立った飛行機、初めて見た2階建バス、ビクトリアピークからの眺望、広州を出発したフェリーから眺めた香港の夜景、等々、とても懐かしい。

 しかし、その翌年、北京で天安門事件が勃発。当時の恋人とその友人はその北京に留学中だった。欧米からの留学生たちが自国の用意したチャーター機で出国して行くのに対して、日本の大使館は留学生の手助けは全くせず(反対に、大手メーカーなどは手厚く保護したらしい)、結局2人は自力で香港まで逃れ、それから日本に帰国したのだった。

 そう振り返ってみると、自分も危機にニアミスしていたと言えるのかも知れない。そしてその後も、そんなことの繰り返し(何度も書いていることだが)。毎日「アフリカの記憶」を綴りながら、そんなことも思い出している。

 1988年:中国 翌年、天安門事件
 1994年:メキシコ 同年、チアパス蜂起
 1996年:ザイール 直後に内戦
 1997年:エチオピア 直後にエリトリアと戦争
 2000年:ニューヨーク 翌年、911

 特に記憶に残っているのはこれら。他には何があったかな? タイを旅した後に、バンコクで大規模デモが起きたこともあった。

 そんなことを思い出させる香港なのだが、初訪問以来、全く足を運んでいない。わずかに一度、空港でトランジットしたことがあるのみ。また行きたいとずっと考えていたのだが、いつでも行ける所である分、後回しになってしまった。

 だが、「その間、本当に美味しい香港の中華料理店は台湾などに逃れたので、今香港に行っても美味いものは食べられない」と、中国通の友人に10年以上も前に諭された。2014年に始まる「雨傘革命」、今度の新型コロナ禍、そして今日成立した「香港国家安全維持法」、これらによって香港は物理的は近いが遠い場所になってしまった。いつでも行けたのだから、短く週末旅行をしておくべきだった。

 そんなことより、とにかくこれからの香港の行く末が危惧される。







# by desertjazz | 2020-06-30 23:30 | 本 - Readings

アフリカの記憶 048

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 Uganda / Jinja - Kampala 1996

  ジンジャからカンパラへ。
  途中、大渋滞に巻き込まれる。
  ムセベニ支持者たちのラリーだ。
  大統領選挙まであと数日。


*カンパラより少し東にある町ジンジャはナイル川源流への入り口の一つ。近年は最先端のアフロポップを発信する Nyege Nyege Tapes の拠点として、また彼らが主催する音楽フェスでも注目されている。





# by desertjazz | 2020-06-30 00:00 | 旅 - Abroad