2009年 11月 26日
Foods in Bali 2009 (Guide for Visitors)

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今回の Ubud 滞在の目的も、自然の音を思う存分浴びること。そして次に、食を楽しむこと。日本に居ると始終バビグリンと熱帯のフルーツが食べたくなる。最近もいよいよ我慢ができなくなってきていた。5日間のとても短い滞在なので、冒険はせずに馴染んだ味、最も好きな味ばかりを堪能することにした。しかし、これらが Ubud ではベストの選択だろう。外れは絶対になし。
11/20 (Fri)
不味い機内食。23:35 定刻通りに Dempasar に到着。空港を一番に抜け出し、友人Nの出迎えを受ける。彼の手には Bingtan Beer。近くにロスメンにチェックインして、再会を祝す乾杯。
11/21 (Sat)
ロスメンで不味い朝食。これだけ貧弱な朝食もバリではもう珍しいだろう。
さて、これからがパラダイスの始まり。






11/22 (Sun)



宿に戻って食後のデザートは、昨日買ったドリアン。幸せな味。残した半分は明日楽しむことにする(匂いが部屋につくと良くないので、外に出してある)。





11/23 (Mon)



宿に戻って Bintang Beer を飲みながら一服。バリに来ると時々吸いたくなる。



11/24 (Tue)





11/25 (Wed)

昼食は三たび Ibu Oka へ。Babi Guling Pisah をまた注文。

他にも有名店などは多いけれど、個人的な好みからいったら、これらがほぼベストの選択だっただろうと思う。
さて、22:30 空港に到着。フライトまでの時間、ビジネスクラスのラウンジで飲んで過ごそうと思っていたら、ここにはアルコールが全く置いていない。まあ、イスラムの国なので仕方ないか。しかしそれより、ラウンジのボーイたちの動きがただただ邪魔なだけで、そのせいで心地よくはなれなかった。こうした教育はまだ拙いのだろうな。
機内では、シャンパンやワイン、それにウイスキー(選択肢がなかったので嫌いなサントリーを飲む。山崎は初体験だったが、そう悪くはなかった)を。フライトアテンダントが気を利かして次々おかわりを運んでくれるので、ついつい飲み過ぎ(横の席の少年は体調が悪いらしく、嘔吐しつづけていたので、気が引けたのだけれど、、、)。わずか6時間のナイトフライトなのにも関わらず、2度の機内食もつまむ。
帰宅して体重を量ると3kgほど増えていた。あれだけ散歩したりプールで泳いだりしたのに。いや、毎日昼間から飲み続けだったので当たり前か??
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旅の経費(概算)
・航空券(給油チャージ+空港使用料+税) ¥11250
* 無料特典航空券(マイレージ)使用
・入国ビザ+出国税 ¥2000
・交通費(日本国内) ¥2500
・宿代(5泊) ¥18000
・車代(バリで2度チャーター) ¥4000
・食事代(+フルーツ代+酒代+タバコ代) ¥15000
合計で ¥53000 ほど。
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またバリに来てしまった。ここ近年、バリとパリとマルセイユにばかり行っているように思う。もっと別の土地にも行ってみたい気持ちもある。しかし年をとると、新しい可能性がどんどん薄れていき、欲もなくなっていくように感じられる。なので、自分が特別に寛げる場所を訪れ、話の合う仲間と語り合い、好きな食べ物ばかりたっぷり食べ、最愛の音楽を聴く、そのようなことを時々できるだけでも、とても幸せなことなのだろう。
2009年 11月 26日
Readings

11/20 (Fri)
機内では特に観たい映画もなかったので1本だけ観て、あとは『エレファントム』を読んで過ごす。
11/21 (Sat)
『エレファントム』読了。ライアル・ワトソンの少年時代の体験は感動的な美しさ。だが、それが失われてしまった悲しさも抱く。ゾウとクジラが交信する情景を読んで、人間が地球の一部であることについて突然重要なひらめきを得る。その後は、人間が自然と一体化して相互作用する意味合いについて思考し続ける。
11/22 (Sun)
『フライデーあるいは太平洋の冥界』読了。随所に都合の良すぎる設定が現れ、聖書の引用などには青臭い表現も感じたのが、読み手に思索を引き起こさせるこうした作品は好きだ。エンディングが全く予想外の展開になっているのも面白い。池澤夏樹はこれを読んで『夏の朝の成層圏』を書きたくなったのだろう。『フライデー』のアイディアの元となった『ロビンソン・クルーソー』も読みたくなった。続いて『黄金探索者』を読み始める。
11/24 (Tue)
『黄金探索者』読了までもう一息。『フライデーあるいは太平洋の冥界』+『黄金探索者』は、南海の島で読むに相応しいのではないかと考えて選んだのだが、この考えは正解だった。『エレファントム』も加えた3作品は、人の生き方についても様々考えさせる。
11/25 (Wed)〜
機内で『リンゴが教えてくれたこと』読了。そして飲み続けながら『関係する女 所有する男』の続きを読む。
2009年 11月 18日
Readings - Urban Noise

そして、もうひとつの快楽。「音の快楽」。
今、空き時間を使って読んでいる一冊は、『世界の調律 〜サウンドスケープとはなにか〜』(R.マリー・シェーファー、平凡社)。
もう32年も前に書かれた本なので、視点や論点に古さは否めない。しかし、自分にとって今年最大のテーマとも言えるのが「音の快楽」なので、この本が示唆するものは多い。実際そのことを期待して読み始めたのだった。
例えば、「ハイファイなサウンドスケープ」と「ローファイなサウンドスケープ」。単純に言ってしまえば、自然音や特徴的な点音源が広範に広がる空間が音的にハイファイであり、ノイズレベルの高い人工音に埋め尽くされた現代の都市空間がローファイということになるのだろう。
車道に沿って歩くとき、いつも「これは仮の状態なのだ」と自分に語りかけている。この性癖はもう何十年にもなる。自動車のノイズがあらゆる空間を支配する世界はあまりに異常だと思う。本来人間はもっと自然な音にくるまれて過ごすべきなのではないだろうか。そう考えるとき、今の音空間はあくまでも一時的なものであり、人間はいつか人工音が低減化された豊かな音世界を取り戻せるかも知れない、なんてことを考えることもある。まあ、無理かな?とも思いながら。
ところが、電気自動車の登場によって、自分の妄想とも言えるような想像世界が実現性を帯びてきた。ほとんどノイズレスな電気自動車だけが走行する世界とはどのようなものなのだろう。
最近そんなことを考えていただけに、電気自動車にわざわざノイズを発生させるアイディアが相次いでいることは残念だ。音のしない自動車は危険だ、というのが、こうしたアイディアが生み出される元らしい。しかし、音を出さない自動車が走っても安全な社会を造ることの方が優先されるべき、と考えることこそ本筋だと思う。理想論かも知れないが、自動車やバイクと、自転車と、歩行者とがきちんと棲み分けられた都市空間をデザインすべきだし、運転者と歩行者とが互いにストレスを与えないようなモラルこそが求められるはずなのではないだろうか?
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「音の快楽」の話の続きは、また改めて、、、。
2009年 11月 18日
Youssou N'Dour will be on the Union Chapel again?

The evening will begin with an introduction by world music specialist Charlie Gillett, and include a specially commissioned short film about Martínez, shot on location in his home country and during his visit to Senegal to work with his mentor, Youssou N'Dour.
・ rolexmentorprotege
・ Concert on December 4th
Aurelio Martínez は、アンディ・パラシオの共演者というだけで、気になる存在だ。