Coumba Gawlo in Japan

 昨日クンバ・ガウロに会ってきました。日本のファンを代表して。


 この度は、クンバ・ガウロの来日公演が突然発表になり、またそれが突然中止になったりしましたが、そうした情報をネットを通じて紹介し、結果、彼女のファンの方々を期待させ失望させ混乱させてしまったことに関してはお詫び申し上げます。


 コンサートが中止になったので、来日そのものがなくなったのだろうと思っていたのですが、「来日はする」とのこと。なので、「初来日」が中止ではなく、コンサートだけが中止、というのが正確な書き方でした。

##

 昨日の昼間「クンバ・ガウロに会えそうです。インタビューもできます。」と突然連絡を受けて、何も準備のないまま、彼女が宿泊しているホテル・ニューオータニへ。約束の時刻から待つこと約2時間、ようやく目の前に現れたクンバ・ガウロ様の神々しいこと! 想像していた以上に美しい。放つオーラもたっぷり。でも遠慮がちに話す小声に人柄も感じられた。

 関係者に聞くと、今回の来日はあるイベントに招かれてのことで、その合間にコンサートも行いたいという計画だったらしい。しかし、片道20時間以上のダカール〜東京のフライトを往復して、東京滞在は2泊3日という強行軍。どう考えても、かなり無理がありますよね? 

 クンバ嬢本人にも「インタビューできますよ」と言われたのだけれど、来日アーティストたちがタフなスケジュールをこなしていることはよく知っているし、今回は特に過密な日程のようだったので、その誘いはお断りした。20年以上聴き続けてきた大好きなクンバ・ガウロに会って挨拶できただけでも光栄です。

 それにしても、アフリカを代表するスーパースターがビデオをカラオケにして歌うだけって勿体なさ過ぎる!(Faada Freddy と共作した新曲 ”ALLEZ AFRICA" を歌う様子がオフィシャルに公開されている。)クンバ本人も日本在住のセネガリーズたちや日本人ファンたちの前で歌いたかったと思っていたそうだし、折角日本まで来たのだからインタビューを受けたかったという気持ちも伝わってきた。

 そんなこともあって、クンバ・ガウロをもう一度ちゃんと日本に呼ぼうという話が各所で持ち上がっている。本音で書くと、彼女が日本でライブをやることなんて可能性ほぼゼロ。でも、今回来日が実現した(彼女自らが日本に来ようと思った)ので、その可能性がゼロではない。今回は、クンバ・ガウロ本人も、日本サイドの多くもが振り回される結果になったけれど、彼女の来日公演について本気で取り組む気があるならば、私も全面協力させていただきますよ!

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(写真は Coumba Gawlo のオフィシャル FB から引用。)


 今回の件に関しては詳しいことまでは分かっていないので、これ以上のことは書けません。悪しからず…。


 新曲 "ALLEZ AFRICA"、最初はつまらないと思ったけれど、聴くほどに良くなってくる。これライブで聴いたら盛り上がるんだろうなぁ〜。


 余談:印象的だったのはクンバ・ガウロの背の高さ。180cmくらいあったんじゃないかな? 会っている間、ずっと見上げていました。






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# by desertjazz | 2017-02-28 12:00 | 音 - Africa

Discography of Coumba Gawlo Seck


 祝、初来日!! → 中止と発表になりました。残念! 再トライに期待しましょう。(2/12)

 昔作成したクンバ・ガウロのディスコグラフィーが10年以上更新しないままになっているので、彼女の作品について改めて軽く整理しておこう。


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1) Seytane (K7, 1990)
2) Xalis (K7, 1991)
3) Accident (K7, 1992)
4) Deweneti (K7, 1994)
5) Kor Dior (K7, 1995?)
6) Aldiana (K7, 1996)
7) Coumba Gawlo (CD, 1996?)
8) Amine (K7, 1997)
9) Yo Malé (CD, 1998)
10) Fa Fa Fa Fa Fa (K7, 1998)
11) Pata Pata (K7, 1999)
12) Sa Líí Sa Léé (K7, 2000)
13) Sa Líí Sa Léé (CD, 2000)
14) Crazy Mbalax (K7, 2001)
15) Ma Yeur Li Nga Yor (K7, 2002)
16) Gawlo & Diego / with Souleymane Faye (CD, 2003)
17) Takussan: Live in Dakar 1 (K7, 2004)
18) Takussan: Live in Dakar 2 (K7, 2004)
19) Dewenëty Show (CD, 2006)
20) Dieureudieuf (CD, 2007)
21) Ma Djinn (2010) ??
22) L'album Live 23ans de Succes (2CD, 2013)
23) Sen Gawlo Yeksina (CD, 2016)


 クンバ・ガウロのリーダー作は概ねこれくらいなのではないだろうか。勿論全てを持っているワケではなく、初期カセットのうち "Xalis" と "Accident" は未入手("Ma Djinn" も未確認)。だけれど、後年出た CD で主要曲は聴けているはず。

 初期の CD 3枚は本当に素晴らしいと思う。極上のポップなンバラで、アフリカン・ポップを代表するアルバムばかり。特に "Yo Malé" は大名作。クンバ・ガウロの鈴が鳴るような艶やかな歌声が最高で、乗りよい曲は勿論のこと、切々と歌うバラードでも心の深いところまで届いてくる美しさだ。ほとんど雰囲気だけで聴かせるヴィヴィアンと比べたら、声質も技量もクンバ・ガウロの方が100倍以上勝っている。

 コンピやゲスト参加作も多いが、中でもワールドカップのタイミングで出た "Gloire des Stars" (2002) は特別な作品。ユッスー・ンドゥール、チョーン・セック、オマール・ペン、イスマエル・ロー、バーバ・マールなどが大挙して参加した正にセネガリーズ・オールスターズ的なアルバムだった。

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 確か1990年代中頃だったと思うが、セネガルのポップスを紹介する "Sénégal Flash" というコンピレーション CD が6タイトル、リリースされた。その中の Dakar 編と Ziguinchor 編にクンバ・ガウロの曲がそれぞれ2つずつ収録されている(ライナーには「最も将来を約束された若き才能」とも紹介されているが、実際その通りになった)。これらの CD は WAVE などにも入ってきたので、これによってクンバ・ガウロの歌に初めて接した音楽ファンも多かったのではないだろうか。

 90年代から00年代中頃にかけて、ほぼ毎年のようにアルバムをリリースしていた彼女だけれど、それ以降はペースがぐっと落ちている。セネガルにもブートレッグ問題があるからなのか、かの国の音楽ビジネス全体が低迷しているからなのか分からないが、新作発表が少なくなり、たまに出ても粗悪な CD ばかりなのは寂しい。

 それでも、クンバ・ガウロの威圧的な女王様目線とセレブ感がたっぷりな "Kouy Feug" のビデオクリップなどは案外気にっている。

 そして最近 新曲 "Allez Africa" を発表した。なかなか爽やかなアフリカ賛歌となっているこの曲は、Daara J / Daara J Family のファーダ・フレディが曲作りとアレンジで参加している点でも要注目だ。







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# by desertjazz | 2017-02-04 17:00 | 音 - Africa

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 ビッグ・ニュース!

 セネガルの歌姫クンバ・ガウロの日本公演が、本日未明、突然発表になった。これにはさすがにビックリ!

 クンバ・ガウロは私が最も好きなアフリカの女性シンガーのひとり。これまでどうしても彼女のライブを観ることができなかったのに、それをまさか日本で体験できるとは(まだ実現していないけれど)。

 折角の初来日(ですよね?)ながら、2月26日(日)の東京1公演のみ。詳細はこちら。私は早速チケットを予約しました。

 拙ブログでも特設ページを作りたい。とにかく彼女の生の歌声が楽しみー!



 → 中止と発表になりました。残念! 再トライに期待しましょう。(2/12)







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# by desertjazz | 2017-02-03 20:00 | 音 - Africa


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 2016年11月、アムステルダム&デン・ハーグ、パリ、ロンドン、マルセイユ&ラ・シオタと巡ってきた旅もいよいよ最終盤。コンサートは、ユッスー・ンドゥール、ソナ・ジョバルテ、インディ・ザーラを観てきた。そしてそのラストは、フランス系カナダ人のクロ・ペルガグのライブだ。今回のヨーロッパの旅、後半にはイスタンブールに飛ぶ計画だったが、フランス北西部2都市で行われるクロ・ペルガグのコンサートを見つけて予定変更。ラ・シオタでタトゥーたちと過ごし、マルセイユではマグレブ人エリアなど思い出の場所を歩きながらアルジェリア盤を買い付けた後に、ナントへ移動してきたのだった。

 クロ・ペルガグの音楽を知ったのは、例えばトコ・ブラーズやストロマエと同様に、パリ在住の音楽ジャーナリスト、向風三郎さんのブログを読んでのこと。ファースト・アルバム "L'alchimie des monstres"(2013)が素晴らしくて、2015年4月パリでのコンサートを観に行き、彼女とも会って直接話して来るほど惚れ込んでしまった。

 そのクロ姫がセカンド・アルバム "L'Etoile Thoracique" 発表のタイミングに合わせてツアー開始。これは観逃せないと思ってナントまで飛んできた。会場は Salle Paul Fort という小さ目の箱。当然スタンディングなのだろうと思い込んでいたら、何と昨日のインディ・ザーラに続いてシート席。前でしっかり観るか?後方でじっくり聴くか? 少し迷ったが、幾分か音の面を犠牲にしても、彼女のパフォーマンスを食い入って観たいので、最前列中央の席を選んだ。

 それと、写真をどうするか? 事前にバックステージパスを申請していて写真撮影の許可は得ており、会場の受け付けでも撮影に問題なしと確認ができたのだが、こうしたシート席では撮りにくい。場内を前後に移動するのは全く難しくないのだけれど、他のお客さんたちには少しの邪魔もしたくない。一眼レフだとシャッター音も気になる。写真はこれからのコンサートでプロショットがたっぷり見られるだろうから、自分が撮る必要はないだろう。そう思って今日はステージに集中することにした(なので、音がマックスになった瞬間やトークの最中に10枚弱撮っただけ。照明が一番フォトジェニックになるのは静かに歌っている時ばかりで、美しい写真が撮れなかったことは、やっぱり少々残念だったが)。

 ステージの上を眺めると、中央に小型のエレピとキーボード。1年半前にパリで観た時にはグランドピアノと車椅子が置かれ、周りにはトランポリンなど意味不明な様々なブツが散乱していたのだが、それに比べると今日はずいぶんすっきりした印象だ。

 さて、公演がスタート。メンバーは下手に女性3人。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロというストリングス隊。上手にはドラムとベース。基本ユニットに変化はないが、ウッドベースを使わないなど、やはり今回は幾分コンパクトな印象だ。まだツアーが始まったばかり、しかも地方都市でのライブとあって(チケットは20ユーロ以下という信じられない安さ)、物量的にも工夫が加わっていくのはまだまだこれから先なのだろう。

 しかし、クロ姫の格好はなんなんだ?? 全身マジックテープが施され、フェルトでできた骨やら METALLICA のロゴやらマイケル・ジョーダン人形やらを貼付けて演奏。身体を動かず度に、それらがガサガサ音を立てたり、はがれ落ちたりで、一体何をやりたいのか。ステージ上に寝っころがったりといった破天荒なパフォーマンスも相変らず。中盤からはメンバーたちが透明な衣装を身につけ内部の電飾が光り、その色を様々に変化させる。こうした奇天烈さは変わっていない。

 ・・・といった具合なのだが、彼らの奏でる音楽はどこまでも美しい。

 新作 "L'Etoile Thoracique" の中の曲を次々披露していくコンサートだったのだが、ファースト・アルバムの楽曲群と同様に、とても独創的で美しいメロディー、繊細なピアノとストリングス、優しくかつ力のこもった歌声が素晴らしい。そう、今回は何よりクロ姫の歌が良かった。時に切なく時に心に染み入るような歌をじっくり聴かせる構成で、彼女はずい分大人になったという印象を受けた。これは、新作には大編成のストリングスを加えた曲が多いのだが、小さな会場でのライブではそれをそのまま再現できない分、歌を中心とするものになったからなのかもしれない。

 それにしても、彼女の音楽をどう文章で伝えたらよいのかいまだに分からない。本当にオリジナルな音楽だ。CDがリリースされる前だったので(フランスでのコンサート時点で新譜はカナダ盤しか出ていなかった)、Spotify でアルバムを毎日聴いていたのに、それでもなかなか曲を聴き分けられないのも不思議だ。どの曲もが美し過ぎるからなのか、タイトルも歌詞も馴染みのないフランス語だからなのか。本人が明かしている通り、フランク・ザッパからの影響も多々かいま見られるが、美と大胆さと狂気?とが同居する様には、最近はスフィアン・スティーヴンスやカニエ・ウエストにも似た捉えどころのなささえ感じている。

 そうした資質の最たる面が歌詞なのだろう。これも向風さんによると、相当シュールで変な歌詞らしい(ファースト、セカンドともに、ジャケット画もかなり異様だが)。だからフランス語が分かれば彼女の音楽をより楽しめるのかも知れない。(そう言えば、1年半前のライブでも今回もMCが爆笑を誘って大いに盛り上がっていた。やっぱりフランス語を聞き取れないのは辛い。)この新作、何と来月に日本盤が発売になるそうだ(2/12 予定で、邦題は『あばら骨の星』 )。これを買って日本語訳詞もじっくり読んでみる必要がありそうだ。

(セカンド・アルバム "L'Etoile Thoracique" は昨年1位に選んだが、ファースト "L'alchimie des monstres" の出来は超えられなかったように思っている。例えば切迫感に溢れるオープニング・ナンバー "Samedi soir à la violence" などはとても良い曲なのだが、デビューEP の "Les maladies de coeur" やファーストの "La Fièvre Des Fleurs" (←これは広島カープ・ヴァージョン。オフィシャルPV もあり。)のような弾けるような極上ポップ・レベルの曲がアルバムには欠けているのだ。また、ファーストと比べるとセカンドの歌い口はずいぶん落ち着いて聴こえる。そうした声の変化も、今回ナントで聴いた歌声が大人びて感じた理由のひとつだったのかも知れない。もはやあの弾けるような歌声が懐かしい。)

 ナントでのコンサートはファーストからの曲も交えながら、瞬く間の1時間半だった。誰もが聴き惚れ、アンコールの後も拍手が鳴り止まず。クロちゃんがひとり再々登場し、ピアノを弾き語り。これがまた心を打つ美しさだった。でもまだまだ聴き足りない。あー、彼女のライブがまた観たい。

 何でもカナダでは30人編成のストリングスと一緒のコンサートも計画されているそうだ。(これも向風さん情報。その公演はもう終わった?)さすがにそんなコンサートまではなかなか観られないだろうけれど、今度の国内盤発売をきっかけにクロ・ペルガグの日本公演が実現することに大いに期待している。

 クロ・ペルガグは変化を繰り返し、アーティストとして成長し続けることだろう。これからも彼女を追い続け、その姿をずっと見つめていたい。


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# by desertjazz | 2017-01-29 17:00 | 音 - Music

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 気まぐれに元旦から読み始めたトルストイ『戦争と平和』(新潮文庫版全4巻)約3000ページを読了。登場人物の名前が覚えられず(全巻通して描かれるのは559人!だとか)冒頭の50ページは読み直し。文章の密度に圧倒されながらも、2巻目を終えても「ダメ人間ばかりじゃないか?」と思いながら我慢して読み進めて行ったら、3巻目、4巻目はもうグイグイ来た。特に惹かれたのはプラトン・カタラーエフの話。泣ける! ただし、エピローグの後半は不要だと思う。理論を語るとくどいし稚拙だし、トルストイってまともな恋愛経験がないんじゃないか?なんてことも感じたのだけれど、そのあたりは19世紀の作品だってことを勘案しなくてはいけないんだろうな。

 正直なところ、現代人が読んでそれほど面白いと思える小説ではないかも知れない。しかしこの作品は一度読んでおきたかった。そして何より長大小説の醍醐味をたっぷり味わった。実際中盤から読書中毒が嵩じて、連日朝5時起きで読書。読む時間が潤沢にあるワケでもないので、横断歩道の信号待ちの間もエスカレーターに乗っている間も数行稼ぐ読み方だった。おかげで次第に加速がついて、とうとう4週間で読み切った。(第1巻:1/1〜1/10、第2巻:1/10〜1/17、第3巻:1/17〜1/23、第4巻:1/23〜1/28)やっぱり自分は長い小説が好きなんだなぁ。

 そこで、これまでに読んだ大長編の中で特に面白かった作品を選んでみよう(2分冊以上の長大なものに限定)。

・マルセル・プルースト『失われた時を求めて』(集英社文庫全13巻)
・プラムディア・アナンタ・トゥール『人間の大地』シリーズ(めこん、『すべての民族の子』『足跡』『ガラスの家』を含めて全6冊)
・ドストエフスキー『罪と罰』(新潮文庫全2冊)
・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』(新潮文庫全3冊)
・トマス・ピンチョン『メイソン&ディクソン』(新潮社全集2巻)
・トマス・ピンチョン『V.』(新潮社全集2巻)
・パール・バック『大地』(新潮文庫全4冊)
・ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』(岩波文庫全4冊)
・グレゴリー・デイヴィッド ロバーツ『シャンタラム』(新潮文庫全3冊)
・スティーグ・ラーソン『ミレニアム』(早川文庫全6冊)

 1冊ものでは、ガルシア・マルケス『百年の孤独』もカズオ・イシグロ『充たされざる者』も最高だったし、ロベルト・ボラーニョ『2666』や石牟礼道子『苦界浄土』も強烈な印象を残した。村上春樹の長編は全て(繰り返し)読んだし、スタンダール『赤と黒』、メルヴィル『白鯨』、トーマス・マン『魔の山』なども読み終えた。古典では『マハバーラタ』も読了。(いや『ラーマナヤ』だったか? 対して、紫式部『源氏物語』はさっぱり進まずほぼ挫折?)

 こうして振り返ってみると、読みたいと思っていた長大な小説はほぼ読み終えているようだ。さて次は何を読もうか? ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』やトルストイ『アンナ・カレーニナ』には興味が湧かない。ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』は訳文が良くないと聞いて見送り中。今心待ちにしているのは、カール・オーヴェ・クナウスゴール『我が闘争』シリーズの残り5巻。全6巻中の、1冊目『父の死』に続く2冊目がどうやら年内に出るようだ。

 それまでの間、フローベル『ボヴァリー夫人』でも読んでみようかな?


(何かお薦めはあるでしょうか?)


(追記)

 反対に、面白いと思わなかった長編の筆頭は『坂の上の雲』(全8冊)。4冊目まではまだ良かったのだけれど、後半5冊目以降は感じるところが全然なかった。なので読後すぐに処分。長年基本的に本は捨てない主義だったのだけれど、これは数少ない例外(もう1冊、読み終えて速攻で捨てたのは『永遠のゼロ』。あまりに詰まらなくて呆れた。。。)






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# by desertjazz | 2017-01-28 23:00 | 旅 - Japan

Baobab Is Back !!

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 デヴィッド・ボウイ、プリンス、ジョージ・マイケル、、、そしてパパ・ウェンバ。昨年2016年は素晴らしいミュージシャンたちの突然の死が相次いだ印象の強い1年だった。そうした中、個人的に特に哀しい思いをしたことのひとつは、セネガルのオーケストラ・バオバブのリード・シンガー、ンディウガ・ディエン Ndiouga Dieng が11月に亡くなったことだった。彼とはフランスのアングレームで、パリで、東京で会って、いろいろ話をさせてもらった。彼の歌声をもう生で聴くことができないのは、とても寂しい。

 そして年明け早々、今度はアブライ・ンバイ Ablaye Mbaye の訃報が飛び込んできた。1990年代中頃からユッスー・ンドゥールのライブでバックコーラスも務めていた若手〜中堅シンガーの彼が、今年1月10日にスタジオで突然倒れて還らなかったとのこと。ちょうど次のソロ・アルバムをレコーディング中で、ステージで亡くなったパパ・ウェンバの悲劇も連想させる。まだ35歳。余りにも若過ぎる。

 昨年11月にパリでユッスー・ンドゥールの素晴らしいライブを観られた一方、セネガルから続いた悲報に少し心が沈んでいた。そんなところに、昨日嬉しいニュースが正式発表になった。3月31日にオーケストラ・バオバブの10年振りの新作がリリースされる。World Cuicuit からの復活3作目で、タイトルは "Tribute to Ndiouga Dieng"。ずばり昨年亡くなったンディウガに捧げるアルバムになっているようだ(その新作には Ndiouga Dieng の息子 Alpha が参加しているとのこと)。

 このニュースの発表と同時に、新曲 "Foulo" が試聴可能になっている。全く期待通り、想像通りのサウンド。バオバブ流、最高のアフロキューバン・ポップだ(コラを2本加えた試みもみられるが)。


 そして今月からはツアーも開始(まずはイギリス内3ヶ所を巡るミニツアー)。これで今年の目標がひとつ生まれた。何としてもバオバブのライブをまた観たい! メンバーたちにもまた会いたい!

 復帰1作目 "Specialist In All Styles" (2002) も、2作目 "Made In Dakar" (2007) も日本盤のライナーを書かせていただいた。でも今回は執筆の依頼はないだろう。(そもそも国内盤出るのかな?)ならば自由に書いてブログに公開しようかな?


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(Photo: Youri Lenquette)








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# by desertjazz | 2017-01-21 12:00 | 音 - Africa


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 インディ・ザーラのセカンド・アルバム "Homeland" は実に素晴らしかった。2015年のベストにも迷わず選んだ。ジャケット写真通りの陰りのあるアーシーな空気感と、ダークで妖艶な音世界が圧倒的だった。

 彼女を知ったのはファースト・アルバム "Hand Made" を通じてのこと。どことなくオリエンタルな雰囲気を感じさせる彼女の顔にまず惹かれた。ヒットした "Beautiful Tango" も勿論好きになった。しかし、"Homeland" はファーストを遥かに超える作品。まるで別人のアルバムかのように聴こえたほどだった。

 それ以来、これはライブでも体験すべきと思い続けることに。

 しかしその後、彼女のライブとはニアミス続き。昨年11月の旅行でもパリのアラブ研究所でのライブを見つけたものの、なんとそれはちょうどパリから日本に帰る日。彼女とはとことん縁がないのだろうか。

 今回の旅の後半は、イスタンブールに行こうか、モロッコに飛ぼうか、プラハとウィーンにしようかなどと散々迷う。それでも 24日ナントでのクロ・ペルガグをどうしても観たくて、南仏〜ナントを廻るスケジュールで確定。その前日23日はマルセイユでベニンのポリリズモ Le Tout-Puissant Orchestre Poly-Rythmo を観に行くことに。

 ところが同じ23日にナントの隣町レゼでインディ・ザラのライブがあることに気がついた。慌てて予定変更。正に粘り勝ちだ!(ポリリズモの新作 "Madjafalao" 一応買って聴いてみたけれど、退屈、、、いや物足りなかったなぁ。ネットで動画を観た限りではライブは盛り上がったようだけれど。)

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(短い旅行記)

 20日朝、パリ出発。ユッスー・ンドゥールのライブに興奮した余韻を残しながら。ラ・シオタに住むタトゥーと奥さんのマニュさんが泊まりにおいでとかねてから誘ってくれていたので、マルセイユ経由で3度目のラ・シオタ訪問。タトゥーは父親のかつての持ち家を旅行者に貸し出していて、ここに2泊。(とっても素敵な家だった。南仏旅行する方にお薦めしたい!)

 タトゥーたちと二晩呑んで語り合って、それから22日にマルセイユに移動。港やベルザンスを散歩。マルセイユは6度目か7度目になるけれど、何度来てもいいな! できれば住みたいくらい好きだ。(シャウイのレア盤もどっさり買えたし。)

 翌23日、早起きして午前8時のフライトでナントへ。ホテルでひと休みしてから、街中を散策。

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 夜、路面電車でレゼまで出かける。ナント滞在は初めてだったが、切符は簡単に買えたし、会場も難なく見つけられた。

 ライブは当然スタンディングなのだろうと思っていたら、箱はまるで映画館のような造りで全席指定席。Le Théatre Municipal という名前の建物なので、昔は映画館だったのだろうか? さて席はどこにしようと迷う。最前列に空きがあったのでそこを確保。中央列くらいの方が音的には良いのだろうけれど、折角なら間近で彼女のパフォーマンスを目に焼き付けたい。

(ブログ用の写真を撮りたくて、事前に彼女のマネージメントや仏ワーナーにコンタクトを取ろうとしたのが上手くいかず。しかし、ここなら許可など必要なさそう。一眼レフを持ってこれば良かったと思いつつも、隣の人の邪魔になってはいけないと考えて、コンパクトカメラでほんの数葉だけ。撮った写真は以下がほぼ全て。)


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 バックバンドは、ギター2人、ベース、ドラム、キーボード&トランペットの5人編成。ライブでも "Homeland" のあの独特なムードをじっくり醸し出すのだろうと思いきや、意外とロック寄りのサウンド。そのセカンド・アルバムにあったヘビーな要素を拡大した、結構ラウドな演奏が多い。とにかく、時折ジャジーになりながらもグイグイ押しまくるバックと蠱惑的なインディの歌声とのコンビネーションが印象的だった。(ギター2本のコンビネーションも良かったが、若い頃のエルビス・コステロみたいな風貌のベース奏者の自己陶酔的なプレイはちょっと…だな。)

 なので中盤で歌った "Beautiful Tango" は今の流れに沿わないと感じたほど。こんなアグレッシブなライブをやっているなら、もう "Beautiful Tango" を歌う必要はない? いや "Any Story" の暖かな歌も良かったけれど。

 さらにパワーアップしたのは、モロッコ風衣装を纏ってからの終盤〜アンコール。ほとんど歌わず、デザート・ブルース/デザート・ロック風の重いビートに合わせて、長髪を左右に振り乱してトランス状態を演出。これが一番忘れがたい。あくまでもステージ・パフォーマンスなのだろうが、煽られて熱くなるものがあった。歌ってもいないのに、サウンドの中心にあり続ける彼女の求心力は見事。さすがは 400回におよぶライブをこなしてきただけのことはある。

 "Hand Made" のポートレイトは何だかお嬢さんっぽく澄ました表情で、彼女には「隣のお姉さん」的な親近感のようなものを持っていた(よく見ると違うのだが)。しかし、これは全然勘違いだったな。ステージ上のインディは、気性の荒いじゃじゃ馬だ。

 今回フランスのレゼで遂に観たインディ・ザーラのライブは、想像とは全く異なっていた。けれども、よい意味で裏切られた。モロッコの女性ポップシンガーの中では、ウム Oum とインディ・ザラが2トップだろうと思って推してきたが、音楽的にはウムよりインディの方がずっと実力あると視た。

 インディ・ザーラ、ホントに凄い。誰か絶対日本に呼んだ方がいいよ!(プロモーションでの来日経験はあるようだが、本格的なライブを日本でもう一度観たい!)


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# by desertjazz | 2017-01-10 00:00 | 音 - Music


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 至高、緊張、寛容、温和、静寂、慈しみ、安らぎ、愛。なんと静謐な対話なのだろう。

 "Adana" は、2016年のベストに入れるかどうか迷った作品。調べてみると発売は2015年だった。しかしこれは、昨年巡り会った最高のアルバムの中の1枚。

 アルメニアのドゥドゥク Duduk 奏者ヴァルダン・ホヴァニッシアン? Vardan Hovanissian とトルコのサズ saz 奏者エムレ・ギュルテキン? Emre Gültekin が10年にわたる交友の末に、美しく結実させた成果。彼ら初のデュオ・アルバムは、まるで互いの魂を交感し合う会話のようだ。実際には多くのトラックがダブルベースやダルブッカなどの打楽器を含むカルテット編成であり、さらには数人のゲストも加わりもするのだが、ヴァルタンとエレム(彼は数曲で歌ってもいる)2人の対話のようにしか聴こえない。

 CD ブックレットの最後にはトルコの小説家オルハン・パムクの代表作『雪』の一節が引用されている。これはパムクの描く世界と通じ合う音なのだろうか。アルメニアのピアニスト、ティグラン・ハマシアン Tigran Hamasyan が奏でる音も連想させる幽玄さだ。

 
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 (2015年作ならば、New Disc と題するのはおかしいかな? でも、この作品は自分がこれまでに聴いた中で最高のトルコ圏/アルメニア圏の音楽です。)






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# by desertjazz | 2017-01-09 00:00 | 音 - Music

Sona Jobarteh Live in London 2016


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 昨年 2016年のベスト・ビデオ、個人的にはガンビアのシンガー/コラ奏者、ソナ・ジョバルテ Sona Jobarteh の "Gambia" だ。美しいメロディー、爽やかな歌声、自然と身体がスイングする心地よいリズム。シンプルな曲だけれど、その分だけ親しみやすい。そして、ソナの笑顔。人目見ただけで引き込まれてしまいそうなくらい美しい瞳。そんな彼女の美しさを抜きにしても、"Gambia" という曲とてもいいと思う。ガンビアの隣国セネガルの大地も懐かしくなって、このクリップを繰り返し楽しんだのだった。

  Sona Jobarteh "Gambia" (Official Video)

 ソナ・ジョバルテの "Gambia" はまだ CD になっていないが、彼女は 2011年に自身初のアルバム "Fasiya" をリリースしている。早速この CD を手に入れて聴きながら、いつかライブも観てみたいと考え始めていた。

 すると突然そのチャンスが巡ってきた。11月にユッスー・ンドゥールのパリ公演を観ると決めてから、同時期に予定されている欧州各国のライブ情報をチェックしていて、ソナのロンドン公演の情報をキャッチ。ちょっと強行軍になるが、ロンドンにも足を運ぶことにした。

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 (短い旅行記)

 11月12日に日本出発。ヘルシンキ経由でオランダのアムステルダムへ。アムスの安宿に3泊し、アムスとデン・ハーグで美術館巡り。長年観たかった作品の数々をじっくり眺める。訪ねていく時間帯をしっかり図って行ったので、フェルメールの代表作群含めて傑作はどれも独り占め状態で鑑賞できた。
 オランダではユトレヒト在住のマイケル・ベアードの自宅に泊めてもらえる約束だったが、彼はザンビアでのフィールド・レコーディングにでかけていて不在。マイケルとは1月にサルバドールで13年振りに再会したんだったが、「今回はマジック起こらなかったね」とメールを交わし合う。
 15日に鉄道でパリへ。ユッスーのライブを観て、翌16日、再び陸路ユーロスターでロンドンへ移動。Brick Lane のデザインホテル Premier Inn にチェックイン。ここを選んだのは、予算内で条件良いホテルの中でソナのライブ会場に一番近かったから。

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 さて、ロンドン初日。夕方、会場の Rich Mix へ。丁度リハーサルの真っ最中だったので、しばらく見せていただく。ソナの演奏を間近で観られて、まずはひと安心。日本からやって来て、ここまで辿り着けてよかった。

 実は事前にプロダクション側からは写真撮影とインタビューにOKをいただいていたのだが(「ビデオ・インタビューする?」とも)、迷った上でインタビューは諦めた。ロンドン入りが公演当日になったし、今回の旅の強行日程を考えると(約2週間で8ヶ所に滞在)インタビューするまでの余力はないと判断。

 それでも訊きたいことがいくつかあったので、リハ後ソナに「少しお話できますか?」と声をかけてみた。でも「ちっと忙しいの」と断られてしまった。残念。実際忙しそうだったし、少しナーバスになっているようにも見受けられたので、無理なお願いは遠慮することに。


 Rich Mix はキャパ 200〜300 くらいの小さな会場。彼女のロンドンでの知名度がどれくらいなのか分からないが、フロアはお客さんたちで一杯になった(ワールド系のライブでいつも思うが、ホント若い人がいないな)。そんなこともあって、撮影のポジション取りにも失敗。旅の精神的疲れが早くも出てしまい、今ひとつ音にも撮影にも集中し切れなかった。なので、気持ちを切り替えてビール飲みながら、ライブを自然体で楽しむことに決めた。

 バンドは5人編成。ソナ(歌、コラ、ギター)の他に、ギター、ベース、ドラム、パーカッションの4人。ソナの柔らかい歌と美しいコラ(さすがにテクニックは完璧)を中心に、柔らかい調べが奏でられる。なんともまろやかで心地良いサウンドだ。耳傾けていると自然と幸せな気分にさせられる音楽。もっとアグレッシブな面も見られるかと思っていたが、通して "Fasiya" で親しんだような優しいサウンドだった。これがソナの持ち味なのだろう。

 もっと大きな会場でよりライブな強いサウンドも聴いてみたいと思う一方、彼女のコラの音色を味わうにはアコースティックな響きの環境でゆったり聴くのがいいかなとも。"Fasiya" を紹介する時にも書いたが、「西アフリカ/マンディングの伝統音楽とモダンなポップミュージックとの良質なブレンド」が彼女の大きな魅力なのだと思う。

 今夜は約1時間のセットを2回。アルバム "Fasiya" のオープニング曲 "Jarabi" でスタートし(これもポップないいナンバーだ)、ファースト・セットの最後は "Gambia"(遂に生で聴けた!)。セカンド・セットでは終盤にギター演奏も披露し、"Musow" でシメ。

 と思ったら、息子がジェンベを持って登場! えーっ、ソナに子供がいるのー!? 確かにリハ中にも5歳くらいの男の子がいたな(ソナは1983年生まれなので、全然おかしくないか)。聞くとダンナさんも会場にいたそう。どの人か分からなかったけれど。その息子君、最初は心細そうにプレイしていたけれど、段々堂々とした姿勢に。フェラ・クティの横でプレイさせられたフェミやセウンの子供時代の姿をちょっと思い出したり。ミュージシャンの子供達はこうしたスパルタ教育を受けて育っていくんだな。

 ライブの合間には度々 MC が挟まった。まだアルバム1枚しか出していないので、レパートリーが足りないのかも知れない。でもそのトークも和気あいあいと進み、とても雰囲気が良かった。ソナが寄付のお願いについても随分語っていたことも印象的だった。

 ソナ・ジョバルテは 2014年にガンビアに The Amadu Bansang Jobarteh School of Music を設立。ここはガンビア初の音楽専門家を養成する学校で、8歳〜18歳を対象にジェンベやバラフォンの演奏、楽理など伝統音楽の教育を行っている。彼女はロンドンで暮らしているのだろうとてっきり思い込んでいたのだが、現在はガンビアに戻って生活しているのだそう。そのことに加えて、自身が母親であることから、子供達への音楽教育に熱心なのだろうかと勝手に想像したのだった。

 新曲 "Gmabia" を含むセカンド・アルバムは年内(2017年)にリリース予定。「3月に出る」と断言する音楽関係者にも会った。彼女はまだまだ可能性を出し切っていない状態で、今後の彼女はプロダクション次第だろうと感じた。ともかく新作が待ち遠しい。今度の新作で "Gmabia" と同程度の良質なプロダクションを揃えられたら、彼女は今年大ブレイクするのではないだろうかとも思っている。

 ソナ・ジョバルテは外遊続きで多忙そうだけれど、ガンビアで行っているワークショップも含めて、新作の曲を引っさげて日本にも来てくれないだろうか? そんなことを大いに期待している。


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 ソナ・ジョバルテはとってもフォトジェニック。笑顔がいいので、ついつい笑っているショットばかり選んでしまうなぁ。


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 かつて、世界デビューする前にイダン・ライヒェルの音楽と出会って彼にインタビューしに行ったり、ニョーヨークでユッスー・ンドゥールのでっかいライブがあると知って1泊5日で飛んで行ったり、海外で見たい美術展やイベントがあれば数日の休みを利用して駆けつけたり…。フットワークの良さがひとつの自分らしさなのだろう。今年もフットワーク良く行動して、面白いものをいろいろ見つけてきたいと思っている。







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# by desertjazz | 2017-01-08 17:00 | 音 - Africa


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 ここ数日聴いているコンゴの新作2枚。

 ・ Deplick "Ouverture"
 ・ Heritier Watanabe "Retirada"

 サウンドとヴォイスが柔らかく優しくシルキーな歌物がお気に入り。「2人とも、ウェラソンのメゾンメールにいたシンガーです。」とのこと。(渋谷 Los Barbados の真弓さんにご教示いただきました。)

 以上。(長文が続いたので…。)







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# by desertjazz | 2017-01-07 17:00 | 音 - Africa

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